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車いすバスケットボールの紹介
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出演:アトランタ・シドニー・アテネパラリンピック日本代表三宅克己さん
出演者情報
一般社団法人 日本車いすバスケットボール連盟<外部リンク>
車いすバスケットボールとは
下肢や体幹機能に障がいのある人が車いすを操作しながらプレーするバスケットボールです。使用するコートやリングの高さは一般のバスケットボールと同じで激しい攻防やスピーディーなパスワークが魅力です。パラリンピック公式種目の1つで、パラスポーツの中で世界的に人気、普及度が高くなっています。
ルール
基本的には一般のバスケットボールと同じルールです。しかし、車いすバスケットバール特有のルールもあります。
- 〈トラベリング〉
選手はボールを持っているときのプッシュ(車いすを漕ぐこと)ができる回数は連続2回までです。プッシュを3回以上するとトラベリングとなります。 - 〈ダブルドリブルが適用されない〉
車いすは一度止まってしまうとなかなか動き出すのが困難で、障がいによっては体の向きを変えるのが難しい選手もいます。そのため、車いすバスケットボールでは、ダブルドリブルは適用されません。車いすをプッシュ2回以内でドリブルすれば、またプッシュしても良いことになっています。その動作を何回でも行うことができます。 - 〈クラス分け〉
障がいの重い人は1点、障がいの軽い人は4.5点と選手一人一人に持ち点と言われる点数が与えられ、障がいの重い順に1点、1.5点、2.0点と0.5点づつ加算され、点数が大きいほど障がいが軽くなり全部で8つのクラスに分けられます。コートの5人の選手の持ち点合計が14点以内にならなければならなりません。(健常者は4.5点に該当する)障害の軽い人だけで試合はできないため、それぞれの持ち点の組み合わせによるチーム構成(戦略)があります。