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条里制遺構

ページID:0001889 更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示

印場地区では、区画整理が行われる前までは、短冊形(長地型)をした地割が見られ、「条里制(じょうりせい)」のなごりと考えられていました。条里制は6歳以上の男女に農地が与えられ、死後にはそれを返還するという奈良時代の班田収授法(はんでんしゅうじゅほう)を契機に広まった地割制度ですが班田収授制度の崩壊後も土地管理の地割として採用されており、なかには中世を起源とする条里制もあります。

印場特定土地区画整理事業の前に行われた発掘調査の結果では、印場の条里制がいつ頃造られたのかはわかりませんでしたが、洪水などで区割りが流された後にも踏襲して畦を作り直し、条里制の地割が伝統的に守られていたことが分かりました。

また、市内には条里制との関係を示す「塚坪(つかつぼ)」「二反田(にたんだ)」「五反田(ごたんだ)」「六反田(ろくたんだ)」などの地名も残っています。

条里制

所在地

案内看板=尾張旭市東印場町3丁目(印場中央公園内)

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