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更新日:2018年9月27日

危険物

消防が規制する危険物 指定数量 許可制度
届出 危険物取扱者免状と取り扱える危険物の種類 ガソリンと灯油の性質
可燃性液体の燃焼 ガソリン・軽油の保管

セルフスタンドの給油時注意点

消防が規制する危険物

消防法別表で指定している火災に関係のある物品です。
化学的、物理的な性質により、第1類から第6類まで分類されています。

危険物の類別と性質
第1類 酸化性固体
第2類 可燃性固体
第3類 自然発火性物質及び禁水性物質
第4類 引火性液体
第5類 自己反応性物質
第6類 酸化性液体

 

  • 火薬、プロパンガス等は消防法の危険物にはなりません。
  • 家庭になじみの深いガソリンや灯油は、第4類(引火性液体)の危険物に該当します。

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指定数量

品名ごとに危険性を考えて、許可が必要な数量が決められています。
この数量を「指定数量」といいます。

≪第4類危険物の指定数量の代表例≫

品名

指定数量

主な物品

特殊引火物 50リットル エーテル、二酸化化炭素
第1石油類(非水溶性液体) 200リットル ガソリン
第1石油類(水溶性液体) 400リットル アセトン
アルコール類 400リットル メチルアルコール、エチルアルコール
第2石油類(非水溶性液体) 1,000リットル 灯油、軽油
第2石油類(水溶性液体) 2,000リットル 酢酸
第3石油類(非水溶性液体) 2,000リットル 重油
第3石油類(水溶性液体) 4,000リットル グリセリン
第4石油類 6,000リットル ギヤー油、シリンダー油
動植物油類 10,000リットル ごま油、大豆油、オリーブ油

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許可制度

許可制度

指定数量以上の危険物を貯蔵や取扱う場合は、尾張旭市長の許可を受けた貯蔵所又は取扱所以外での貯蔵又は取扱いは禁止されています(申請先は消防本部予防課)。また、その危険物を貯蔵又は取扱う場合には、危険物取扱者免状も必要となります。

 

仮貯蔵・仮取扱いについて

指定数量以上の危険物は、貯蔵所以外の場所でこれを貯蔵し、又は製造所、貯蔵所若しくは取扱所以外の場所で取扱うことは禁止されていますが、消防長の承認を受けた場合は、10日以内の期間に限り、仮に貯蔵し又は取扱うことができます。
また、東日本大震災の事例を踏まえ、震災時等における危険物の仮貯蔵・仮取扱いに関して、震災時等における実施計画書を作成し、消防本部と事前に協議しておくことで、仮貯蔵・仮取扱いの申請から承認までの期間が大幅に短縮される制度があります(詳しくは、消防本部予防課危険物係まで)。

 

 

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届出

指定数量の5分の1以上(個人の住宅用は2分の1以上)の危険物を貯蔵したり、取り扱ったりするときは、消防長に届出が必要です。(火災予防条例に合った施設が必要です。)
危険物取扱者免状は必要ありません。

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危険物取扱者免状と取り扱える危険物の種類

危険物取扱者免状は、危険物取扱者試験に合格すると交付されます。

危険物取扱者免状の種類は、甲種、乙種及び丙種があります。免状の種類と取り扱える危険物の種類は以下のとおりです。

免状の種類 取り扱える危険物の種類
甲種危険物取扱者免状 全ての危険物
乙種危険物取扱者免状 免状に記載されている類の危険物
丙種危険物取扱者免状 ガソリン、灯油、軽油、第三石油類(重油、潤滑油及び引火点130度以上のものに限る。)、第四石油類及び動植物油類

 

危険物の取扱い等に従事する場合は、定期に保安講習の受講義務があります。また、免状の記載事項(写真含む。)に変更があった場合も申請が必要となります。

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ガソリンと灯油の性質

  • ガソリン・灯油とも、主として原油を分留した各種炭化水素の混合物です。
  • 水より軽く、水には溶けません。
区分 ガソリン
(第1石油類)
灯油
(第2石油類)
備考
組成 各種炭化水素の混合物 各種炭化水素の混合物  
臭い 特有の臭気 特有の石油臭  
無色
(自動車ガソリンはオレンジ色に着色)
無色または淡褐色  
引火点 -40℃以下 40℃以上  
発火点 約300℃ 約220℃ 灯油の方が低い温度で発火
燃焼範囲 1.4~7.6% 1.1~6.0%  
水溶性 不溶 不溶  
比重 0.7~0.8 0.8~0.9 水より軽い
蒸気比重 3~4 4.5 空気より重い
導電性 不良導体 不良導体  
消火方法 窒息消火 窒息消火  

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可燃性液体(ガソリン、灯油など)の燃焼

  • 燃焼の三要素
    燃焼とは、物質が熱と光の発生を伴いながら酸素と化合する現象をいいます。
    燃焼が起こるためには、可燃物、酸素供給源、点火源の三つが必要で、これを「燃焼の三要素」といいます。
    空気中の酸素は21%あり、15%以下になると燃焼は継続しなくなります。
  • 蒸発燃焼
    ガソリンや灯油などの可燃性液体は、液体そのものが燃えるのではなく、液体の表面から発生した可燃性蒸気が空気と混合して燃えます。
    この燃えかたを、「蒸発燃焼」といいます。
  • 引火点
    可燃性蒸気の発生は、温度が低いと少なく、高いほど多くなります。
    可燃性液体がその液表面に、燃焼範囲の最も薄い濃度の蒸気を発生するときの液温を、引火点といいます。
    ガソリンの引火点はマイナス40℃以下であるため、1年中火がつく状態にあります。
  • 加熱着火
    引火点が高いものでも、加熱すれば可燃性蒸気の発生が多くなり、燃焼します。
    灯油の引火点は40℃以上で常温では引火しませんが、真夏の炎天下では引火の危険性が出てくるため、保管は風通しのよい冷暗所とすることが大切です。
  • 霧状着火
    可燃性液体の温度が引火点より低い状態であっても、布や紙などにしみ込んだり、あるいは霧状になっている場合などは、わずかな火源により容易に引火点以上に加熱されて、引火するので注意が必要です。
  • 蒸気比重
    気体(蒸気)の重さは、空気を標準物質(空気=1)として比較して表わします。
    この数値を、蒸気比重(または蒸気密度)といいます。
    蒸気比重が1より小さな気体は空気より軽く、1より大きな気体は空気より重いことになります。
    ガソリンの蒸気比重は3~4と空気より重いので、低い所に滞留しやすく、また側溝等を流れて遠くの火源により引火することがあります。

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ガソリン・軽油の保管

  • ガソリンは、火災の発生危険が極めて高く、火災が発生すると爆発的に延焼拡大するため、ガソリンを容器に入れて保管することはできるだけ控えてください。

写真:ガソリン、軽油の携行缶


事業所や一般家庭での保管方法は?

  • ガソリン・軽油は、消防法で規制されている危険物です。
  • ガソリンを200リットル以上または軽油を1,000リットル以上保管する場合は、消防法の許可が必要となります。また、ガソリンを40リットル以上または軽油を200リットル以上保管する場合は、尾張旭市火災予防条例の規制の対象となり、位置・構造・設備の基準が適用されます。

ガソリン、軽油の火災の危険性とは?

  • ガソリンをポリ容器で保管すると、気化してキャップ部分から漏れ出し、静電気などで引火し、いったん火災が発生すると一瞬にして火災が拡大するので、ガソリンの保管は極力やめましょう。
  • 軽油を大量に保管することは、火災の発生危険が高まり、いったん火災が発生した場合には、大規模な火災となる危険性が高いので極力やめましょう。

ガソリンスタンドで購入するときは?

  • セルフスタンドでは、利用客が自らガソリンを容器に注入して購入することはできません。
  • セルフスタンド以外のガソリンスタンドでは、従業員に消防法令に適合した容器であることを確認し購入しましょう。
  • ガソリンや軽油の買いだめは、極力控えましょう。

容器の基準については?

  • 灯油用のポリ容器にガソリンを入れることは、極めて危険なので、消防法令により禁止されています。
  • ガソリンの容器は、消防法で認定された金属製の容器を使用しましょう。

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セルフガソリンスタンドの給油時に注意!

車を降りたらすぐに静電気除去シートに触れましょう!!!

  • 静電気除去シートに触れずに給油を開始すると体に蓄積された静電気による火花が原因でガソリンの蒸気に引火する危険があります。

写真:静電気除去シート



  • 給油キャップを空けた際に体内に蓄積された静電気により引火する事例が発生しています。
写真:車の給油キャップから火が出ている。
(写真:総務省消防庁該当ページより抜粋)

ガソリンスタンドで給油する際は以下の点に注意しましょう!!!

  1. 車のエンジンを止める。
  2. 車を降りたらまず静電気除去シートに触れる。
  3. 給油は一人で行う。
  4. 入れすぎによる吹きこぼれを防ぐため継ぎ足し給油をしない。
  5. 給油キャップを確実に閉める。

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お問い合わせ

消防本部予防課危険物係

尾張旭市東大道町曽我廻間2301-1

電話番号:0561-51-0379