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更新日:2022年11月9日
<救命講習の開催>
救命講習再開について
新型コロナウイルス感染症の影響により、講習の一部を制限させていただいておりましたが、愛知県から『「厳重警戒」での感染防止対策』の一部変更が示されたこと、国の社会経済活動の再開に向けた動向などを踏まえ、令和4年7月1日から全ての講習を再開させていただきます。 感染防止には、参加者の皆様の協力が不可欠です。何卒、ご協力をお願いします。 |
各種講習 |
講習時間 |
修了証などの交付 |
申込人数 |
講習内容 |
救命入門コース |
90分 |
救命入門コースの参加証 |
5~36名 |
1.応急手当の重要性 2.胸骨圧迫とAEDの取扱い |
約1時間 |
受講証明書 |
ご自宅 |
応急手当の重要性 | |
2時間 |
普通救命講習1の修了証 |
5~36名 |
1.成人の心肺蘇生法 2.大出血時の手当 |
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~3時間 |
普通救命講習1の修了証 |
5~36名 |
1.応急手当の重要性 2.成人の心肺蘇生法 3.大出血時の手当 |
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普通救命講習2 |
4時間 |
尾張旭市では現在実施しておりません。 |
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普通救命講習3 |
~3時間 |
普通救命講習3の修了証 |
5~36名 |
1.応急手当の重要性 2.小児・乳児・新生児の心肺蘇生法 3.大出血時の手当 |
8時間 |
上級救命講習の修了証 |
~36名
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1.応急手当の重要性 2.成人・小児・乳児・新生児の心肺蘇生法 3.大出血時の手当 4.知識の確認、実技の評価 5.傷病者管理法、外傷の手当要領、搬送法 |
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注:救命講習の数字は、正しくはローマ数字です。
<申込みについて>
■講習条件:市内在住・在勤または在学で10歳以上のかた
(定期救命講習以外は5名以上で開催可能)
■講習料金:無料
■講習場所:消防署、又は準備していただいた会場への出向可能
■講習日時:希望日にて調整可能(電話にてご確認ください)
■申込期限:7日前までとします。
■申込用紙:下からダウンロードしてください。
突然意識がなくなって、呼吸ができなくなり、
心臓が止まってしまうなどの生命の危険を伴うケガや病気の場合
救急車が来るまでに何らかの処置をしないと大切な命は助かりません。
何も処置をしなければ、呼吸が止まってから約10分、
心臓が止まってから約3分で50%もの人が死亡してしまうのです。
(救急車が覚知(119番通報)から現場に到着するまでに全国平均で約8.5分(平成25年)かかります。)
1.心肺停止の予防
2.早期認識と通報
3.一次救命処置(心肺蘇生法やAED)
4.二次救命処置(医療機関での医療処置や心拍再開後の集中治療)
が、スムーズに連携される”救命の連鎖”が大切です。
その第1走者であるあなたが救命のカギを握っているのです。
1.基本的な考え方
〇胸骨圧迫のみの場合を含め心肺蘇生はエアロゾル(ウイルスなどを含む微粒子が浮遊した空気)を発生させる可能性があるため、新型コロナウイルス感染症が流行している状況においては、すべての心停止傷病者に感染の疑いがあるものとして対応する。
〇成人の心停止に対しては、人工呼吸を行わずに胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを実施する。
〇子どもの心停止に対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある場合には、人工呼吸も実施する。
子どもの心停止は、窒息や溺水など呼吸障害を原因とすることが多く、人工呼吸の必要性が比較的高い。
2.救急蘇生法の具体的手順
新型コロナウイルス感染症の疑いがある傷病者への「一次救命処置」は、次のとおり実施する。
〇確認や観察の際に、傷病者の顔と救助者の顔があまり近づきすぎないようにする。
〇エアロゾルの飛散を防ぐため、胸骨圧迫を開始する前に、ハンカチやタオルなどがあれば傷病者の鼻と口にそれをかぶせるように変更する。マスクや衣服などでも代用できる。
〇成人に対しては、救助者が講習を受けて人工呼吸の技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある場合でも、人工呼吸は実施せずに胸骨圧迫だけを続けるように変更する。
〇子どもに対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある場合には、胸骨圧迫に人工呼吸を組み合わせる。その際、手元に人工呼吸用の感染防護具があれば使用する。感染の危険などを考えて人工呼吸を行うことにためらいがある場合には、胸骨圧迫だけを続ける。
〇救急隊の到着後に、傷病者を救急隊員に引き継いだあとは、速やかに石鹸と流水で手と顔を十分に洗う。傷病者の鼻と口にかぶせたハンカチやタオルなどは、直接触れないようにして廃棄するのが望ましい。
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