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健康都市連合日本支部第13回総会及び大会(平成29年度)

ページID:0003254 更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示

平成29年7月4日(火曜日)、5日(水曜日)に、第13回健康都市連合日本支部総会及び大会が北海道網走市で開催され、本市を始め加盟都市関係者など約800人が参加しました。大会では、開催都市の網走市、加盟都市の千葉県松戸市、愛知県長久手市から健康に関する取組発表がありました。

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総会の様子

総会(7月4日)は、オホーツク文化交流センターで開催され、加盟会員37都市と協力会員4団体から約70人が出席しました。平成28年度の事業報告及び収支決算、平成29年度の事業計画、収支予算及び役員の選任などについて審議しました。本市は、健康都市連合理事都市として、平成28年度の理事活動報告を行いました。(議事録要旨)[PDFファイル/107KB]

大会の様子

1日目(7月4日)

大会1日目は、オホーツク文化交流センターで開催されました。新日本支部長となった網走市長のあいさつから大会が始まり、基調講演や網走市の健康都市づくりの取組の事例発表、網走小学校ブラスバンドによる演奏が行われました。

基調講演
基調講演の画像

「健康と心のバリアフリー」をテーマに、学校法人日本体育大学常務理事の今村裕氏が講演を行いました。

日本体育大学附属高等支援学校は、平成29年4月、網走市に開校した国内初のスポーツ教育を主軸とした特別支援学校です。

スポーツだけでなく、農業や就労実習を実施したり、原則寮生活とすることで、卒業後生徒たちが社会で自立することを目指した取り組みがされています。

特別協賛企業発表

特別協賛企業発表の画像

「健康な未来をつくる!大麦のパワー」をテーマに、株式会社はくばく代表取締役社長の長澤重俊氏が発表を行いました。

昨今、豊富に含まれる水溶性食物繊維による健康機能性に注目が集まっている大麦について、一過性のブームでなく、ムーブメントとすることで、作る・食べる生産消費地として、健康なまちづくりへつなげる取り組みについての提案がなされました。

地域に根ざす「網走流」健康づくり

地域に根ざす「網走流」健康の画像1地域に根ざす「網走流」健康の画像2

開始都市の網走市の健康づくりの取り組みについて、桐陰横浜大学スポーツ科学研究科の桜井智野風教授と網走市職員から発表がありました。

野菜への関心を高めることを目的とした「あばしりベジラブル運動」では、市内小学校で地元野菜を多く取り入れた「野菜の日」給食を実施したり、コースターやバッジなどを協力店で配布し、啓発を行っています。

網走市特産「あぶらガニ」をモチーフにした健康体操「あばしり健康カニチョッ筋体操」は、オリジナルソングに合わせて行われ、継続することで効果的に筋力アップが図ることができ、幅広い年齢層に合わせた複数のバージョンがあります。

大会では、網走小学校ブラスバンドの生演奏で、カニチョッ筋体操が実演されました。

2日目(7月5日)

WHOの健康都市
WHOの健康都市の画像1WHOの健康都市の画像2

「持続可能な開発につなげる健康都市の地域活動」をテーマに、東京医科歯科大学教授・健康都市連合事務局長の中村桂子教授による講演がありました。

2015年、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は、先進国も途上国も取り組むべき普遍的な17の目標です。

健康都市の取り組みは、「目標1すべての人に健康と福祉を」、「目標3住み続けられるまちづくり」だけでなく、すべての目標に関わりがあるため、この取り組みの推進はSDGsの達成につながると考えられます。

加盟自治体発表
加盟自治体発表の画像1加盟自治体発表の画像2

加盟自治体発表として、千葉県松戸市と愛知県長久手市から健康づくり事業について発表がありました。

松戸市の発表では、健康診断や各種検診・健康に関する事業やイベントへの参加でポイントを貯めると、抽選で特典が当たる「まつど健康マイレージ」事業が紹介されました。

抽選だけでなく、累積ポイントによる表彰制度を設けていることや、市民への事業PRのため公用車をラッピングするなどの工夫が紹介されていました。

長久手市は、「市民主体で実現する健康づくり」をテーマに、市民ひとりひとりが地域づくりの担い手として役割を持つことで、生きがいにつながり、健やかなまちづくりにつながるとして、健康づくりに携わる市民団体の取り組み紹介がありました。

網走市取り組み発表
網走市取り組み発表の画像1網走市取り組み発表の画像2

今大会の開催市である網走市からは、「あばしり健康マイレージ」、「地域協働の介護予防」について発表されました。

「あばしり健康マイレージ」は、健診の受診率向上を目的としており、規定ポイントに達すると地元産野菜がもらえる事業です。参加した市民は、自らの健康に関心を持ち、継続的に健康づくりに取り組んでもらうためのきっかけになっているとのことでした。

また、市民への事業周知には、高齢者でもスマートフォンの所持率が高いことから、インターネットを有効活用していることが紹介されました。

「介護予防事業」については、介護保険制度が始まった平成12年から、地域の人々やボランティア、専門職と連携した取り組みを行っています。

ゲストの桐陰横浜大学スポーツ科学研究科の桜井智野風教授からは、行政だけでなくボランティアや民間企業、大学や病院などとの連携の有効性や、ボランティア活動や健康づくり教室への参加についても、マイレージのポイントと絡めるなどの方向性についてコメントがありました。

大会会場の様子

尾張旭市の紹介展示の画像
尾張旭市の紹介展示

展示
大会会場では、地元特産品の紹介や加盟自治体・協力会員の紹介展示のブースが設けられました。

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