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更新日:2020年10月30日
”AutomatedExternalDefibrillator”の頭文字をとったもので
自動体外式除細動器ともいいます。
心臓が突然停止の状態となり死に至る病気です。
しばしば”心室細動”(※1)という重症の不整脈により引き起こされ
日本における年間死亡者数は年々増加傾向にあります。
これらの重症不整脈の唯一の治療法が電気ショックによる除細動であり
そのために開発されたのが”AED”なのです。
※1心臓の筋肉が無秩序に細かく痙攣するため
心臓からの血液の拍出は完全に停止し
急速に死に至るきわめて危険な不整脈です。
1947年に開発され、その後の軽量化・小型化等の改良が進められてきました。
1990年代アメリカでは航空会社が空港ターミナル・航空機内に設置したのをはじめ、
ラスベガスのカジノでは警備員によるAEDを使用した除細動が試みられました。
近年アメリカの空港では60~90秒も歩けばAEDが手に入るといわれています。
日本では従前、医師または医師の指示を受けた看護師・救急救命士のみに
その使用が認められていましたが
平成16年7月に一般市民にもAEDが使用できるようになり(※2)
今後さまざまな施設に設置され普及していくことが期待されています。
※2厚生労働省が設置した
「非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用のあり方検討会」
報告書に基づいています。
大きさはA4サイズのノートパソコン程度
重量は2~3kg程度で持ち運びも楽々!
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1.電源を入れるフタを開けると自動的に電源が入る機種もあります。 |
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2.電極パッドを貼るパッドには貼る位置が描かれていますので、絵のとおり貼ります。 |
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3.ショックボタンを押す「ショックが必要です。ショックボタンを押してください。」などの音声指示がでたら |
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