ここから本文です。
更新日:2022年3月3日
ヒトコロナウイルスSARS-CoV-2による感染症であり、発熱、呼吸器症状、倦怠感、頭痛、消化器症状、鼻汁、味覚異常、嗅覚異常等の症状を発症します。また、高齢者や基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患など)のある方は、肺炎など、重症化するリスクが高いと考えられています。
新型コロナウイルスでは、発症の2日前から発症後7~10日間程度他の人に感染させる可能性があり、特に発症の直前・直後のウイルス排出量が高く、無症状病原体保持者(症状はないが検査が陽性だったもの)からも感染する可能性があります。
感染経路は、感染者の口や鼻から、咳、くしゃみ、会話等の時に排出されるウイルスを含む飛沫やエアロゾルと呼ばれる更に小さな水分を含んだ状態の粒子を吸入するか、感染者の目や鼻、口に直接接触することにより感染します。
一般的には1メートル以内の近接した環境において感染しますが、エアロゾルは1メートルを超えて空気中にとどまりうることから、換気が不十分であったり、混雑した室内では、感染が拡大するリスクがあることが知られています。また、ウイルスが付いたものに触った後、手を洗わずに、目や鼻、口を触ることにより感染することもありますので、基本的な感染症対策である、三つの密(密閉・密集・密接)の回避、人と人との距離の確保、マスク(不織布マスクを推奨)の着用、手洗い等の手指衛生、換気等が重要です。
【新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省(mhlw.go.jp)】
PCR検査や抗原検査の結果、陽性と判明した者
臨床的特徴や検査結果を踏まえ「新型コロナウイルス感染症発生届」をもって医師が感染したと判断した者
新型コロナウイルス感染症の患者(無症状病原体保有者を含む。)と感染可能期間(※)に接触した者のうち、次の範囲に該当する者
(※)感染可能期間とは
発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含めた新型コロナウイルス感染症を疑う症状(発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など)を呈した2日前から入院、自宅や療養施設等待機開始までの間
無症状病原体保有者の感染可能期間は、陽性確定に係る検体採取日の2日前から入院、自宅や療養施設等待機開始までの間
お問い合わせ