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浄化センター(キッズページ)

ページID:0003631 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

下水道ってなぁに?

みんなが生活の中で使ってよごれた水や空から降った雨は、どこに流れていくのでしょうか。よごれた水がそのまま流れるとまちの中だけでなく川や海もよごれて、川や海にすむ生き物も生きられなくなってしまいます。また、雨がたくさん降って、うまく流れていかないと家や道路が水びたしになってしまいます。

そこで、みんなのまちをきれいに保ち、降った雨でまちが水びたしにならないようにするためにあるのが「下水道」です。下水道の管は道路の下を通っていて、汚水管(おすいかん)と雨水管(うすいかん)の2種類があります。みんなが生活で使ったよごれた水は、汚水管を通り、すべて「浄化(じょうか)センター」という処理施設へ流されて、きれいな水となって川に戻っていきます。また、雨で降った水はよごれていない水なのでは、すばやく雨水管に流しそのまま川へ流されます。
下水道の流れの画像

下水道はどこにあるの?

下水道の管は道路の下を通っているので、なかなか直接見ることができませんが、管の上には必ず「マンホール」がつけてあります。このマンホールが下水道の目印です。マンホールは、下水道の管のそうじや点検のためにあります。

マンホールのデザインは地域によってさまざまです。みんなが住んでいる尾張旭市の下水道のマンホールには、市の花であるひまわりがデザインされているものもあります。車に気を付けて探してみよう!

マンホールカラーの画像あさぴーが立っている画像白黒マンホールの画像

下水道の役割(やくわり)って?

  • くらしを快適(かいてき)にし、まちをきれいにします
  • きれいな水辺をつくります
  • 浸水(しんすい)からまちを守ります

下水道の役割のくわしいことは、ここから(下水道の役割)チェックしてみよう!

浄化センターってどんなところ?

手を洗う、トイレで水を流す、食器を洗う、洗濯をする・・・など、わたしたちは生活のいろいろな場面で水を使っています。生活の中で使ってよごれてしまった水は、川や海にそのまま戻すことはできません。よごれてしまった水を川や海に戻すためにはその水をきれいにする必要があります。

尾張旭市には「浄化センター」という施設があり、この浄化センターで「生活の中で使ってよごれてしまった水をきれいな水にして川へ戻す」ということをおこなっています。

浄化センターは、東部浄化センター(下井町)と西部浄化センター(庄中町)の2か所にあります。

水質試験を行っている画像浄化センターの画像作業員が話し合いしている画像

どうやってよごれた水をきれいにしているの?

浄化センターには、いろいろな設備があり、よごれた水はいくつかの段階をへてきれいな水になります。

1大きなごみや砂を沈砂池(ちんさち)と呼ばれる池で取りのぞきます。
2水のよごれを反応槽(はんのうそう)と呼ばれる池でび生物に食べてもらいます。
3よごれを食べて増えたび生物は泥のかたまりになります。大きなかたまりとなった泥を最終沈殿池(さいしゅうちんでんち)と呼ばれる池できれいになった水と泥にわけます。
4きれいになった水を消毒してから川にもどします。

浄化センターのしくみのくわしいことは、ここから(浄化センターの仕組み)チェックしてみよう!

水のよごれを食べてくれる「び生物」たちって?

水の中にいる目に見えないくらい小さなび生物が、よごれを食べてきれいにしてくれます。
どんなび生物がいるか見てみよう!

微生物の一覧画像

このほかにも、よごれを食べてくれるび生物は約50種類もいるといわれていて、さまざまなび生物がはたらいて、水をきれいにしてくれています。

び生物は、みんなと同じように呼吸をしているので、がんばってよごれを食べてもらうためには、空気中の酸素が必要です。そのため、浄化センターのび生物のいる池(反応槽)には、ポンプで空気を送ってあげています。

び生物のはたらき~こんなに水がきれいになるよ!~

流入下水の写真
下矢印

活性汚泥の画像

下矢印

処理水の画像

「ごみ」や「増えたび生物」のゆくえ

水をきれいにするときには、沈砂池で沈んだ「ごみ」やよごれを食べて増えてかたまりとなった「び生物」が発生します。このごみや増えてかたまりとなったび生物を「下水汚泥(げすいおでい)」といいます。

浄化センターでは、下水汚泥から脱水機(だっすいき)という機械を使って水分をしぼったあと、処分施設へ運んで肥料(ひりょう)やセメントの材料にリサイクルしています。
肥料をまいている画像セメントの画像
リサイクルの説明画像

みんなへのおねがい

下水道をみんなで大切に使いましょう。

下水道に流してはいけないもの

  • 野菜くずやご飯の残りなど
    汚水管がつまる原因となります。水切りネットなどでよく水を切って、もえるゴミとしてすてましょう。
  • あぶら類
    冷えて固まり、汚水管がつまる原因(げんいん)になったり、浄化センターのび生物に悪い影響(えいきょう)を与えます。
    あぶらは新聞紙やあぶらを固める製品(せいひん)を利用し、もえるゴミとしてすてましょう。
  • 有害物(ガソリンなど)
    爆発(ばくはつ)をおこす危険(きけん)があります。また、浄化センターのび生物に悪い影響を与えます。
  • トイレットペーパー以外の紙類
    水に溶けないため汚水管がつまる原因となります。

下水道の正しい使い方については、ここから(下水道の正しい使い方)見てくださいね。

油をかためる画像危険物を側溝に流してはいけない画像

マンホールグッズ

尾張旭市のマンホールがデザインされたマンホールストラップの販売とマンホールカードの配布を尾張旭市まち案内(グリーンシティケーブルテレビ1階)で行っています。