ここから本文です。
更新日:2022年5月9日
環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の考え方を踏まえ、家族そろって、環境にやさしい生活を進めてもらうためのものです。
世界共通の規格を定めている国際標準化機構の英語略で「アイ・エス・オー」と呼ばれています。本部はスイスのジュネーブにあり、現在138か国が参加しています。
ISOの規格には、非常口の表示板、写真フィルムの感度、ネジの規格など製品に関するものが数多くありますが、このうちISO14001は、活動に伴う環境への影響を最小限にするための仕組みである環境マネジメントシステムを定めたものです。
環境マネジメントシステムは、「計画(P“プラン”)」、「実施(D“ドゥー”)」、「点検(C“チェック”)」、「見直し(A“アクション“)」の順に一連の作業(PDCAサイクル)を繰り返すことで、環境への影響を継続的に改善していくものでです。
「ごみ排出削減」や「省エネ」など、無理なく取り組める次の5つの行動目標のうちから、それぞれ3~4つ選んで行動してみましょう。
行動目標 | 行動項目 |
1.電気・ガスの節約に努めます | 1.冷暖房の設定温度は、夏は28℃、冬は20℃を目安にします。 |
2.不要な照明は消します。 | |
3.テレビやパソコンなどを使用しない時は、スイッチをこまめに切ります。 | |
2.水道水の節約に努めます | 1.洗顔、シャワー、洗車をする時は、水を流し放しにしないようにします。 |
2.歯磨きの時のうがいには、コップを使用します。 | |
3.風呂の残り湯は、洗濯水などに再利用します。 | |
3.ガソリンの使用量を減らします | 1.必要以上の車の利用を控え、できるだけ公共交通機関を利用します。 |
2.近距離へ外出する時は、徒歩や自転車を利用します。 | |
3.不必要なアイドリングをやめます。 | |
4.ゴミの排出量を減らします | 1.買い物袋(マイバック)を持参します。 |
2.缶、びん、ペットボトル、雑がみ類、新聞、ダンボールなどの資源回収に協力します。 | |
3.紙コップや紙皿などの使い捨て商品は、できるだけ使用しないようにします。 | |
5.グリーン購入に努めます | 1.エコマークやグリーンマークなどの環境ラベリング製品を優先します。 |
2.ノートやトイレットペーパーなどは、再生紙を使用した製品を優先します。 | |
3.白熱灯を省エネ型蛍光灯に切り替えます。 |
例示した行動項目にない取り組みを実行する場合は、行動項目欄に記入してください。
提出いただいた内容の確認ができ次第、「エコファミリー認定証」を交付するとともに、記念品を贈呈します。
「4.見直しの結果」を踏まえ、「1.計画」の段階から、もう一度取り組んでみましょう。
お問い合わせ