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水生生物調査

ページID:0002358 更新日:2023年8月18日更新 印刷ページ表示

令和5年度の水生生物調査は、熱中症警戒アラート発令予報のため中止としました。

来年度以降は、一部内容を変更しての実施を検討していますので、ぜひご参加ください。

 

尾張旭市では、毎年夏の時期に矢田川の生きものを調べ、水質を判定しています。

令和4年度は、一般募集で18組のかたに参加いただきました。

猛暑にもかかわらず、にぎやかに楽しく調査に取り組み、みんなよく頑張ってレポートを作ってくれました。

矢田川は、みなさんの使った生活排水が流れ込んでいますので、みなさんの生活しだいできれいにもなるし、きたなくなってしまうこともあります。

矢田川がすこしでもきれいな川になるよう、みなさんも努力してみてください。

令和4年度水生生物調査(イベント名:川の生きものをしらべよう)

矢田川庄中町南島地内(右岸)の画像
調査場所:矢田川庄中町南島地内(右岸)

調査日時:令和4年7月31日(日曜日)午前9時~正午

受付期間:令和4年7月1日(金曜日)から7月15日(金曜日)まで         

受付方法:Logoフォームまたは環境課に電話、直接申し込み

     申し込みフォーム

定  員:21組(保護者1人につき児童2人まで)

費  用:無料

1.事前説明

渋川福祉センターにて環境課職員が今日やることや、注意事項について説明します。

2.調査状況について確認

矢田川に移動し、気温や水温、水の色、におい、川底の状態などを観察します。

3.透視度の測定

透視度計に川の水を入れ、上からのぞき、下の人が水を抜いていきます。
上から見て、透視度計の底の十字がはっきり見えた時の数値が透視度です。

4.川の流れの速さ測定

3mのひもをつけたうきを足元から落とし、ひもがピンと張って手ごたえを感じるようになるまでの時間を計り、1秒あたりの流れの速さを求めます。

<流れの速さの段階と目安>

おそい 1秒間に30cm以下

ふつう 1秒間に30~60cmくらい

はやい 1秒間に60cm以上

流れが速いときは足元に十分注意しましょう。

5.COD(化学的酸素要求量)の測定

CODとは、水の中の汚れをあらわす数字です。

くわしくは、水の中の汚れ(有機物)を薬品(過マンガン酸カリウム)で化学的に分解するときに使われる酸素の量を数値にしたものです。

汚れた水ほど数値が大きくなります。

6.水の中にいる生きもの観察

直接川に入って、水の中に住む生きものを捕まえ、観察します。

水の汚れの度合いによって生きものの種類が変化します。

7.レポート作成

実際に川に行って、実験した結果・観察した記録、感想などをレポートにまとめて提出してもらいます。

令和4年度調査結果

川幅 天気 気温 水温 水深 水の色 におい

約20m

晴れ

32℃

28.0℃

約35cm

無色

においを感じない

川底の状態 流れの速さ 透視度 みつかった生きもの COD 水質階級の判定

僅かにヌルヌルしている

30~40cm/秒

60~80cm

メダカ

ヨコエビ

アメリカザリガニなど

6~8mg/L

水質階級1