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水質浄化
生活排水対策
私たちは、毎日の暮らしの中で多くの水を使います。しかし経済が発展し、生活が豊かになるにつれて川や水の汚れが目立つようになりました。こうしたなか、近年では、工場などの産業排水の対策が進み、それとは逆に家庭での水の使用量や汚れが増えたことから、台所や風呂・トイレなど日常生活の営みから出される生活排水が汚れの大きな原因となっています。生活排水は、私たちのちょっとした工夫できれいにすることができます。美しい川や海をいつまでも大切に守っていくためにも、一人ひとりが各家庭から出る水の汚れをできるだけ減らす努力をしていただくようお願いします。
矢田川、天神川の水質
生活排水重点地域
平成2年に水質汚濁防止法が改正され、生活排水対策の推進の規定が追加されて「生活排水の排出により公共用水域の汚濁を防止するため生活排水対策の実施を特に必要と認められるときは、都道府県知事は生活排水対策重点地域を指定しなければならない」旨の規定が設けられました。
この規定を受け、平成12年3月17日に、本市を含む矢田川上流域が生活排水対策重点地域に指定されました。
矢田川上流域の環境基準点である大森橋では、平成19年度以降、類型指定D・イ(BOD8mg/L以下)のBOD基準値を達成し続けています。
大森橋の生物化学的酸素要求量(BOD)(75%水質値)データ
平成20年度 |
平成21年度 |
平成22年度 |
平成23年度 |
平成24年度 |
平成25年度 |
平成26年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
6.4mg/L |
6.4mg/L |
6.4mg/L |
6.2mg/L |
7.1mg/L |
6.5mg/L |
7.1mg/L |
平成27年度 |
平成28年度 |
平成29年度 |
平成30年度 |
令和元年度 |
令和2年度 |
令和3年度 |
5.7mg/L |
7.5mg/L |
5.1mg/L |
7.6mg/L |
7.4mg/L |
4.9mg/L |
3.9mg/L |
(単位:mg/L)
愛知県公共用水域の水質調査結果<外部リンク>より参照。
水生生物調査(川の生きものを調べよう)
令和4年度の水生生物調査(川の生きものをしらべよう)の申し込みは終了しました。