本文
ハチの巣の駆除
お知らせ
広告では安価な駆除費用を謳っていたが、実際は高額請求をされたという消費トラブルについて、国民生活センターから注意喚起が行われています。
業者に駆除を依頼する場合は、事前に見積もりを取る等、作業内容や金額に納得した上で契約するようにしましょう。
独立行政法人国民生活センター「蜂の巣の駆除で思わぬ高額請求」<外部リンク>
近年、スズメバチやアシナガバチが、庭木や軒先などに巣をつくることが多くなっています。しかし、これらのハチは草木の害虫などを捕る益虫としての側面もあるので、人に危害を及ぼさない場所にある巣はそっとしておきましょう。通行や人に危害を及ぼす場所につくった場合は、次のようにしてください。
スズメバチの巣【補助制度があります】
スズメバチは、アシナガバチとは違って攻撃性・威嚇性が強いので、市(環境課)では駆除業者による巣の駆除に係る費用の一部を補助しています。
スズメバチの巣の駆除費補助
補助金額(上限額)
5,000円/件
※駆除費用(消費税及び地方消費税を除く)の2分の1以内です。同一敷地内に巣が2個以上あっても1件です。
申請手続き(※申請書の提出期限は、領収書の発行日から90日以内です。)
- 駆除業者に直接依頼し、スズメバチの巣を駆除してもらってください。
- 駆除費用の実費を直接業者にお支払ください。
- スズメバチの巣の駆除費用が記載された領収書を受け取ってください。
- 補助金交付申請書(領収書を添付して)及び請求書を市役所環境課に提出してください。
- 請求書に記載された口座に補助金が振り込まれます。
(注)口座名義は申請者本人と同じにしてください。
申請書のダウンロード
アシナガバチ【補助制度はありません】
尾張旭市では、アシナガバチの駆除や駆除費用に対しての補助は行いませんので、直接業者へ依頼するか、ご自分で取っていただくことになります。
アシナガバチの巣の駆除は夜に行っていただくと、比較的簡単にできます。夜になってから(懐中電灯などで照らさないでください)白い帽子・白い服を着て、市販されている殺虫剤をハチの群がっている巣にかけると、死んで落ちたり、苦しんで飛んで行ってしまいます。
翌朝ハチがいなくなったのを確認して、巣をきれいに取り除いてください。巣に戻っていなかったハチが、巣を捜しに2日・3日飛んでいることがありますが、巣がないことがわかるとそのうちいなくなります。(ハチ専用の殺虫剤を使うと、簡単に駆除できます。)
ミツバチ【補助制度はありません】
春に巣分かれをしたミツバチが、木の枝に集団で塊になっているのを見ることがあると思います。これを分蜂(ぶんぽう)といいます。分蜂はミツバチの巣ではなく、ミツバチの塊です。分蜂中の蜂は人を襲うような攻撃性はほとんどなく、数時間か数日で移動してしまいますので、しばらく様子を見てください。
ミツバチの多くが、屋根裏、床下、庭木などに巣を作ります。
ミツバチは、巣の近くを通るだけでは攻撃することはありませんが、庭仕事などで不注意に近づいたり、巣に振動を与えたりすると刺すことがありますのでご注意ください。
ハチに刺されたら
- 巣からすぐに離れる。
- 傷口を流水でよく洗い流す。
- 患部に抗ヒスタミン軟膏をぬる。
以上の後、医師の診療を受けることをお勧めします。