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セアカゴケグモにご注意ください
セアカゴケグモは熱帯地方などに分布するクモで毒を持っています。
全国各地で発見されており、尾張旭市内でも発見されています。
見つけた時は・・・
- もしセアカゴケグモを見つけたら、靴で踏みつぶしてください。一般的なスプレー式殺虫剤(ピレスロイド系)でも駆除できます。
- 卵嚢の場合は殺虫剤が効かないため、靴で踏みつぶしてください。
- 基本的におとなしく、攻撃的ではありませんが、素手で触ったり、捕まえようとすると咬まれる可能性があるので注意してください。
- 屋外での作業には軍手などの手袋を使用しましょう。
咬まれた時の症状
- 咬まれた時は、針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた場所が腫れたり、熱く感じたりします。
- 症状のピークは3~4時間で、数時間から数日で軽快しますが、時に脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがあります。
もし咬まれてしまったら
- すみやかに医療機関で治療を受けて下さい。
- 重症化した場合は、抗毒素血清による治療が必要です。
- 咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモをビニール袋などに入れ、医療機関へご持参ください。
セアカゴケグモはどんな姿?
【1目盛=1mm】
※写真はセアカゴケグモ(メス、背面)と卵嚢
(愛知県衛生研究所ホームページより)
- メスは体長は約1cm(脚を含めず)で、脚が長く、腹部は大きい球体です。
全体は黒あるいは濃褐色で、腹部の背面に砂時計のような赤い模様があります。 - オスは体長は約3mmから5mmで、腹部は白色を基調として2本の黒い縦縞があります。
いつ、どんなところにいるの?
日当たりが良く暖かい場所や、適当な隙間がある場所を好みます。
たとえば、
- 側溝の中やその蓋の隙間
- フェンスの基部
- 花壇のブロックの中
- 墓石の隙間
- 自動販売機やエアコン室外機と壁との隙間
などがあります。
注意事項
- 市では私有地での駆除は行っていません。各私有地管理者において駆除してください。
- 特定外来生物であるセアカゴケグモは法律(外来生物法)により、飼育や生きたままの運搬(移動)が禁止されています。意図的に生きたまま他の場所に持っていかないようにお願いいたします。(違反者には罰則が科せられます。)
関連リンク
セアカゴケグモに関する詳しい情報は、こちらのホームページをご覧ください。
愛知県衛生研究所「毒グモ(セアカゴケグモ)について<外部リンク>」(写真付き)