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どうだんてい
どうだん亭(旧浅井家住宅離れ)
員数 | 1棟 |
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種別 | 登録有形文化財(国)※建物の一部が登録 |
登録番号 | 23-0303 |
指定年月日 | 平成20年5月7日 |
所在地 | 霞ヶ丘町南298他 |
所有者 | 尾張旭市 |
登録基準 | 造形の規範となっているもの |
どうだん亭の母屋は、享保8(1723)年に建てられた岐阜県吉城郡坂下村(現在の飛騨市)の合掌造りの民家を、昭和17年に移築して再構成した近代数寄屋建築です。この当時は、現在の場所のやや西に建てられており、下屋は杉皮葺きでした。1階中央の客間は天井高4mを超える吹き抜けとなっており、合掌造りの太い梁が見えるようになっています。その後、昭和42年に現在の場所に曳き屋され、このとき離れも新築されています。
どうだん亭の名前の由来となっているドウダンツツジの美しい庭園は、謡曲「紅葉狩」と「鶴亀」をモチーフにこの頃に造られました。「紅葉狩り」から、秋に美しく紅葉するドウダンツツジやモミジが植えられ、一面にスギゴケが張られました。また、「鶴亀」からは「鶴(飛び石と枯れ池)」と「亀(築山)」が群れ遊ぶ様子が表現されました。
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