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ざいおどり
ざい踊り
種別 | 無形民俗文化財(尾張旭市指定文化財第5号) |
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指定年月日 | 昭和58年3月1日 |
保存団体 | 尾張旭市ざい踊保存会 |
曲目指定 | 傾城阿波の鳴門(けいせいあわのなると) |
ざい踊りは、市内で古くから行われてきた先祖供養のための盆踊りで、主に少女が踊る女踊りのひとつです。
一尺五寸(現在は40cm)ほどの竹筒の片端に、長さ四寸(現在は28cm)の紅白に染めた紙房をつけた「ざい」と称する手具を両手に持って踊ることからこの名前があります。
「傾城阿波の鳴門」の巡礼お鶴の物語の歌にあわせて、ゆっくりと、一つ…、二つ…、三つ…、と「ざい」を打合せ、数を取りながら進みます。
古くは庄内川水系や天白川水系などをはじめとして広く分布し、尾張旭市以外でも踊られていたようですが、現在でも踊られている地域は少なくなっているようです。
尾張旭市では、印場地区の鳳采会と、三郷地区のみさと会が伝統を守っています。
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