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はねくりびっちゅう(たおこしびっちゅう)
多くの農家では、田で稲を収穫したあと、畝を作って麦を育てました。はねくり備中は、土を耕すためのもので、特に麦をつくった畝をこわして、稲作用に田を耕す時に使われました。両手で柄を持って刃を地面にさし、片足で下駄を踏んで支え、土をはね返すようにして使います。大正時代に普及しはじめ、耕運機が普及するまで使われました。
掲載しているものの柄には「専売特許第二五七二〇号」「改良農具製作株式会社」と記されています。