ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

ページID:0039403 印刷ページ表示

かりじゅくはくさんじんじゃのとうせいこまいぬ

狩宿白山神社の陶製狛犬(阿形)

狩宿白山神社の陶製狛犬(阿形)

員数 1対
種別 有形文化財(工芸品)(尾張旭市指定文化財第13号)
指定年月日 平成19年4月1日
所在地 狩宿町三丁目143番地
所有者 狩宿白山神社
品質 陶製
寸法 高さ32.2cm、幅16.8cm
銘文 寛延四年
未之三月吉日
春日井郡
狩宿村
林岡之左ェ門
大竹平蔵
大竹元左ェ門
林圓介
大竹山一郎
釉薬 御深井釉、銘文は呉須象嵌

瀬戸窯の陶製狛犬は、鎌倉時代後期(13世紀)から焼き始められ、村落の神社や一族の氏神に一族繁栄、家内安全などを祈願し奉納されました。また、江戸時代には大型品の製作が隆盛し、紀年・寄進者・奉納先・作者等の銘文が刻まれ、明治初期まで作られていました。

狩宿白山神社の陶製狛犬一対は、背面に呉須象嵌手法によって奉納した寛延四(1751)年の文字や村落の名前とともに5人の奉納者の名前が記されています。奉納者は、現在も狩宿地区に多く在住されている「林」「大竹」の姓を持つ人々です。

銘文は、阿形吽形ともほぼ同じですが、紀年の「年」「天」の一文字の違いがあります。全体に淡黄色の御深井釉(おふけゆう)が施され、ユーモラスな表情は見る人の心を和ませます。

 

その他の画像(クリックすると拡大されます)

狩宿白山神社の陶製狛犬(阿形)2狩宿白山神社の陶製狛犬(阿形)3狩宿白山神社の陶製狛犬(阿形)4

360°回転動画

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が充分掲載されていましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現はわかりやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?