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狩宿白山神社
狩宿白山神社の創建年代は明らかになっていませんが、社伝によると、天正二(1574)年城主浅井紋助源為頼が社殿を造営し、後寛文十三(1673)年に再建されたとされています。また、市内の神社の中で、狩宿白山神社のみが、近世以降昭和初期になるまで、瀬戸の深川神社の神官がその任にあたっていました。
狩宿白山神社には、寛延四(1751)年に奉納された陶製狛犬(市指定文化財)が一対所蔵されています。一般的に、狛犬は木や石で造られますが瀬戸を中心とした東海地方では、陶器の狛犬がみられます。一般的な狛犬は、神域を守る霊獣として境内におかれるものが多いですが、陶製狛犬は、村落の神社や一族の氏神に一族繁栄、商売繁盛、家内安全などが祈願されて奉納されたもののようです。
所在地
尾張旭市狩宿町3丁目143番地
関連リンク
- 歴史の散歩道-史跡散策コースの紹介-
- 狩宿白山神社の陶製狛犬(市指定文化財第13号)
【注】このページは、尾張旭市内の史跡を紹介するページです。行事の日程等は、教育委員会では把握しておりませんので、直接神社にお問い合わせください。