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狩宿白山神社の陶製狛犬(尾張旭市指定文化財第13号)

ページID:0001879 更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示
員数

1対

種別

有形文化財(工芸品)

指定年月日

平成19年4月1日

所在地

狩宿町三丁目143番地

所有者 狩宿白山神社
品質 陶製
 

吽形

阿形

寸法

高さ32.9cm
幅15.2cm

高さ32.2cm
幅16.8cm

銘文

寛延四天
未之三月吉日
春日井郡
狩宿村
林岡之左ェ門
大竹平蔵
大竹元左ェ門
林圓介
大竹山一郎

寛延四年
未之三月吉日
春日井郡
狩宿村
林岡之左ェ門
大竹平蔵
大竹元左ェ門
林圓介
大竹山一郎

釉薬

御深井釉、銘文は呉須象嵌

その他

寛延四年は1751年

陶製狛犬正面
正面

陶製狛犬背面
背面(左阿形、右吽形)

瀬戸窯の陶製狛犬は、鎌倉時代後期(13世紀)から焼き始められ、村落の神社や一族の氏神に一族繁栄、家内安全などを祈願し奉納されました。また、江戸時代には大型品の製作が隆盛し、紀年・寄進者・奉納先・作者等の銘文が刻まれ、明治初期まで作られていました。

狩宿白山神社の陶製狛犬一対は、背面に呉須象嵌手法によって奉納した寛延四年(1751年)の文字や村落の名前とともに5人の奉納者の名前が記されています。奉納者は、現在も狩宿地区に多く在住されている「林」「大竹」の姓を持つ人々です。

銘文は、阿形吽形ともほぼ同じですが、紀年の「年」「天」の一文字の違いがあります。全体に淡黄色の御深井釉(おふけゆう)が施され、ユーモラスな表情は見る人の心を和ませます。

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