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いだはちまんじんじゃのとうせいこまいぬ
井田八幡神社の陶製狛犬(3)(阿形)
員数 | 3対 |
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種別 | 有形文化財(工芸品)(尾張旭市指定文化財第6号) |
指定年月日 | 昭和58年3月1日 |
所在地 | 井田町一丁目218番地 |
所有者 | 八幡神社 |
品質 | 陶製 |
寸法 | 高さ37cm |
銘文 |
(体部左側面) 明和五天□七月日 |
釉薬 | 御深井釉鉄彩、銘文は呉須象篏 |
狛犬は、はじめ宮中での帳の重りや、魔除けの調度として使われていましたが、次第に神社などで神域を警固する聖なる動物の役割を持つようになりました。普通、向かって右が獅子で口をあけた「阿」、左が狛犬で口を閉じた「吽」の形をしており、狛犬には頭に角があるものもあります。木彫り、鋳造、石製などいろいろな材質がありますが、瀬戸を中心とした東海地方には陶製のものが数多くみられます。陶製狛犬は、神域を警固する守護霊獣として境内におかれるのではなく、村落の神社や一族の氏神に一族繁栄、商売繁盛、家内安全などが祈願されて奉納されたものです。
井田八幡神社の陶製狛犬は、銘文に紀年がある明和五(1768)年のものと弘化三(1846)年のもの、銘文の無いものの三対があります。これは明和五(1768)年のものです。
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