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井田八幡神社
井田八幡神社は、明徳年中(1390~1394年)にこの地の城主だった浅井氏に勧請創建されたものとの言い伝えが残っています。江戸時代には、井田村・瀬戸川村の両村の氏神として崇敬を集めていました。
井田八幡神社には、江戸時代中後期に作られた瀬戸焼の陶製狛犬(市指定文化財)3対が所蔵されています。一般的に、狛犬は木や石で造られますが瀬戸を中心とした東海地方では、陶器の狛犬がみられます。一般的な狛犬は、神域を守る霊獣として境内におかれるものが多いですが、陶製狛犬は、村落の神社や一族の氏神に一族繁栄、商売繁盛、家内安全などが祈願されて奉納されたもののようです。
毎年、7月第1日曜日に開催される百灯明祭には、提灯に飾られた山車とともに井田地区の打ちはやし(市指定文化財)やみさと会のざい踊り(市指定文化財)が奉納されます。
所在地
尾張旭市井田町1丁目218
関連リンク
- 歴史の散歩道ー史跡散策コースの紹介ー
- 井田八幡神社の陶製狛犬(市指定文化財第6号)
- 尾張旭市の打ちはやし(市指定文化財第4号)
- ざい踊り(市指定文化財第5号)
【注】このページは、尾張旭市内の史跡を紹介するページです。行事の日程等は、教育委員会では把握しておりませんので、直接神社にお問い合わせください。