五輪塚

旭中学校の南東隅に、古い石塔が残っています。この石塔は、この近くにあった塚の上に建っていたものです。 

この塚は地元で「五輪塚」と呼ばれており、近くの「西大道町五輪塚」という地名は、この塚にちなんでつけられたと考えられています。五輪塚があったあたりは、今では「向町二丁目」という地名になっていますが、もともとは「西大道町五輪塚」のなかに含まれていました。

五輪塚の上に建っていた石塔には、「永和四年」という字が刻まれています。これは、1378年で市内で見つかっている年号が刻まれた石造物の中で、最も古いものになります。

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