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かよいとっくり
通い徳利
分類 | 飲食用具 |
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寸法 |
(左から)最大径14cm、高25cm 最大径13cm、高27cm 最大径11cm、高21cm 最大径13cm、高26cm |
採集地 | 城前町、南原山町、庄中町、狩宿町 |
徳利は、酒や酢、醤油など液体を保存したり運んだりするための容器でした。次第に酒を入れる容器として最も使われるようになります。通い徳利は、酒店の貸容器として江戸時代頃から盛んに使われるようになったものです。瀬戸や美濃で作られたものが多く、胴には地名や店の名前、酒の名前、番号などが書かれています。掲載しているうち3点には名古屋の地名が書かれ、のこる1点には「紺屋」と書かれています。西大道町の登録有形文化財「三宅家」は、明治初期から昭和初期まで造り酒屋を営んでおり、元が紺屋だったことから、この店の酒は「紺屋の酒」と言われていました。市内で採集されたことを考えるとこの店の通い徳利だった可能性はありますが、三宅家に残る通い徳利には「新居 紺屋」と書かれていて掲載しているものとは、デザインが異なります。
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