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尾張旭市戦没者追悼式

ページID:0001685 更新日:2023年10月20日更新 印刷ページ表示

尾張旭市では、戦没者の御霊を追悼するとともに、恒久平和を祈念するために毎年10月に戦没者追悼式を開催しています。

令和5年度尾張旭市戦没者追悼式を開催しました

令和5年10月19日(木曜日)、令和5年度尾張旭市戦没者追悼式を尾張旭市文化会館あさひのホールで開催しました。式には遺族をはじめ、市長、市議会議長など約50人が参列し、御霊を追悼するとともに、恒久平和を祈念しました。

令和5年度尾張旭市戦没者追悼式の画像

市長式辞(全文)

 ご遺族の皆様ご参列の下、本日尾張旭市戦没者追悼式を挙行するに当たり先の大戦で亡くなられたすべての御霊に対し市民を代表して謹んで哀悼の誠を捧げます。

 先の大戦において祖国の平和と発展を願い、また、愛するご家族を案じつつ心ならずも戦場に倒れられた皆様、あるいは戦後に至るまで異境の地に残され飢えに苦しみ病に冒され祖国に帰ることがかなわなかった皆様のご無念に思いを馳せますと、戦後七十八年を経てもなお深い悲しみが胸に迫ってまいります。また、最愛のご家族を失われ決して癒されることのない深い悲しみを胸に、今日に至るまで長く苦しい日々を過ごして来られたご遺族の皆様の心痛を拝察いたしますと痛惜の念に堪えません。ここに改めて戦没者の皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご遺族様方のご労苦に対し心から敬意を表します。

 終戦から長い年月を経る中で、令和の時代となり戦争を実体験した世代が少なくなりました。悲惨な戦争の記憶を風化させることなく、夢と希望に満ち溢れた平和な世界を次の世代へと引き継いでいくことが今を生きる私たちに課せられた重要な使命であります。

 しかし、国際社会においてはロシアの一方的な侵攻によるウクライナとの戦闘が今なお続いています。中東・パレスチナ情勢も緊迫度を増しています。一方で、今年の五月に開催されたG7広島サミットでは先進国の首脳が初めてそろって原爆資料館を訪れました。各国首脳が原爆資料館で被爆の実相に触れたことで核軍縮や核廃絶に向けた機運が高まることを期待しております。

 「非核平和都市宣言都市」である尾張旭市は、世界の恒久平和の実現と人類の繁栄への貢献のため不断の努力を続け今後も市民の命と暮らしを守ることを最優先に子どもから高齢者までが幸せに暮らす「笑顔あふれる尾張旭」の実現に向けて全力で取り組んでまいります。

 結びに、戦没者の御霊が安らかなることをご祈念申し上げますとともにご遺族の皆様のご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げ式辞といたします。

 令和五年十月十九日

 尾張旭市長 柴 田   浩

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