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闇バイトを介した犯罪にご注意ください
闇バイトを介した犯罪が発生しています
「闇バイト」とは、SNSやインターネット掲示板などで、内容を明らかにせずに「短時間で高収入が得られる」などとして、犯罪の実行者を募集しているものです。
昨今、全国各地で、闇バイトに応募したと思われる者が複数で深夜にハンマーやバールで窓ガラスを破壊するなどして家屋に浸入し、お住まいの方を緊縛した上で暴行を加えるなどして金品を奪うという極めて悪質な強盗事件が連続発生しています。
闇バイトを介した犯罪の被害者や加害者にならないよう注意してください。
住宅への侵入を阻止する対策
- SNSなどで安易に「資産」「外出予定」「家族構成」「職業」を公開しない。
- 地域で防犯プレートを設置するほか、声掛けを実施することで防犯力をアピールする。
- 玄関・勝手口・窓などの強化や防犯アラームを設置する。
- 来訪者の対処法として、インターホン・ドアチェーン・宅配ボックス等を活用し、直接応対しない。
- 不審者等を早期に認知するため、スマートフォンに通知してくれる「スマホ連動型防犯カメラ」を設置する。
- 侵入されたことを想定し、逃走経路や身を隠す鍵のかかる場所を確保し、命を守る行動をとれるようにする。
地域でできる闇バイト対策
闇バイトを介した住宅強盗や特殊詐欺では、実行犯が犯行の下見をする場合があります。不審者を「地域に入らせない、留まらせない」ため、地域住民等による積極的な声掛けをしましょう。
こんな人を見かけたら挨拶を兼ねた声掛けを
恰好が不自然な例
- 年齢と服装があっていない(着なれないスーツ姿)
- スーツにスニーカー姿
- イヤホン、マスク、リュックを使用
行動が不自然な例
- 周囲の写真を撮っている
- 落ち着きなく周辺を見回している
- 車や公園のベンチから周囲を観察している
不審者対応の手順
1.不審者への声掛け(まずは挨拶)
相手の年齢、体格等から声掛けを躊躇する場合は、声掛けすることなく警察へ即通報する。
2.警察への通報
3.防犯環境改善の実施
人の目の代わりとなる防犯カメラの設置、植栽の剪定による見通しの確保など
地域安全対策ニュース(地域でできる闇バイト対策) [PDFファイル/324KB]
闇バイトに手を出さないために
闇バイトは、仕事内容を明らかにせず、様々な言葉を用いて募集しています。闇バイトに一度手を出してしまうと、途中でやめたいと思っても、応募した際に送付した個人情報により犯罪組織から脅され、逮捕されるまで抜け出せなくなります。好条件に見える求人募集には、特に注意してください。
主なキーワード
1.「高額バイト」「高収入」「日給5万~」:高額であることを強調する。
2.「運び」「運搬」「預けた荷物をロッカーに」「送迎」「ドライバー」:人または物の運搬や荷物の受け取りなど簡単な仕事であることを強調する。
3.「即日」「即金」「お金配ります」:即日に支払われることを強調する。
4.「ホワイト案件」「誰でもできる」「簡単」:違法ではないことや楽で簡単な仕事であることを強調する。
5.「シグナル」「テレグラム」:匿名性の高いアプリでの連絡を誘導する。
6.「全国で募集」「女性も活躍中」「年齢不問」「詳細はダイレクトメールで」:その他よくあるキーワード。
地域安全対策ニュース(やるな!闇バイト!) [PDFファイル/1.14MB]
「闇バイトに注意!!」(特殊詐欺加担防止対策)(愛知県警察)<外部リンク>
もし闇バイトに応募してしまったら
「闇バイトに応募してしまった」「犯罪組織から脅されている」「抜け出したいのに抜け出せない」方は、今すぐ警察相談ダイヤル「♯9110」または最寄りの警察署に相談してください。