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化学物質過敏症について

ページID:0045077 更新日:2025年6月13日更新 印刷ページ表示

化学物質過敏症へのご理解をお願いします

 日頃使用する日用品等に含まれている化学物質により、頭痛や吐き気などの体調不良をおこす人がいることをご理解いただき、ご配慮くださいますようお願いします。

 

香りへの配慮について

 近年、柔軟剤などの香りで頭痛や吐き気がするという相談が消費生活センター等にあることを踏まえ、消費者庁・厚生労働省・文部科学省・経済産業省・環境省の5省庁連名で香りへの配慮にかかる周知が図られています。

  • 自分にとっては快適なにおいでも、困っている人もおり、中には体調を崩すという申し出もあるということを認識しておきましょう。
  • 使用量の目安を参考に、過度な使用は避けましょう。
  • 商品を選択する際は、商品のパッケージ等に記載されている「香りの強さの目安」を参考にしましょう。

 

化学物質過敏症の啓発ちらし

配慮していただきたいものの例 [PDFファイル/108KB]

化学物質の安全対策サイト(厚生労働省)<外部リンク>

柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供(独立行政法人国民生活センター)<外部リンク>

化学物質過敏症とは?

 化学物質過敏症は「過敏」という名が示すように、ごく少量の物質にでも過敏に反応する点ではアレルギー疾患に似ています。
 最初にある程度の量の物質にさらされると、アレルギー疾患でいう「感作(かんさ)」と同じような状態となり、二度目に同じ物質に少量でもさらされると過敏症状を来します。時には最初にさらされた物質と二度目にさらされた物質が異なる場合もあり、これは多種化学物質過敏症と呼ばれます。

 化学物質過敏症は、このようなアレルギー疾患のような性格だけでなく、低濃度の化学物質に繰り返しさらされると、体内に蓄積して慢性的な症状を来すという中毒性疾患に近い性格も兼ね備えています。

 化学物質過敏症は、未解明な部分が多い疾患ですが、このようにアレルギー性と中毒性の両方にまたがる疾患、あるいはアレルギー反応と急性・慢性中毒の症状が複雑にからみ合っている疾患であると考えられます。

(参考)厚生労働省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症~思いのほか身近な環境問題」

主な症状

 化学物質過敏症の症状は多様な症状があります。

・頭痛、めまい、吐き気

・筋肉痛(筋肉の不快感)、関節痛

・倦怠感、疲労感

・下痢、腹痛、便秘

・うつ状態、不眠

・皮膚炎(かゆみ)

 

原因として可能性があるもの

 合成洗剤、柔軟剤、消臭除菌スプレー、衣類の防虫剤、漂白剤、化粧品、香水、シャンプー、リンス、制汗剤、整髪料、芳香剤(トイレの消臭を含む)、アロマ、防ダニグッズ、抗菌グッズ、タバコ、建材、接着剤、塗料、シロアリ駆除剤など

屋外では

 排気ガス、殺虫剤、除草剤、虫よけ線香、大気汚染物質、農薬散布、野焼など

食べ物

 食品添加物、残留農薬、保存料、着色料、甘味料、香料など

その他

 ドライクリーニング、床ワックス、防炎カーテン、図書館の本の殺菌

 

 いずれも、健康な人であれば許容できる程度の極めて微量な化学物質との接触で症状が生じると言われています。また、いったん過敏症になると、その後はわずかな量の化学物質に対しても症状が現れるようになり、場合によってはたいへん重い症状が出ることがあります。

 日頃使用する日用品等に含まれている化学物質により、頭痛や吐き気などの体調不良をおこす人がいることをご理解いただき、ご配慮くださいますようお願いします。

 

 

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