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三宅家住宅

ページID:0001899 更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示

三宅家は、江戸中期から新居村を中心に多くの田畑を抱える地主でしたが、江戸時代後期から綿の糸を染める藍染の紺屋業を、明治初期には造り酒屋も営んだ在郷商家です。
三宅家住宅は、明治前期に紺屋業と醸造販売を兼ねた屋敷として建てられました。

主屋は、つし二階1町家風の外観に見せつつ、平面は六間取の平屋建農家型で、太い梁組(はりぐみ)の土間には藍瓶(あいがめ)を埋設し、かつての生業をうかがわせます。
は、土蔵造二階建、屋根は切妻造(きりづまづくり)、桟瓦葺(さんかわらぶき)、平入(ひらいり)2の建物で、道具蔵として使われています。
庭門及び塀は、切妻造(きりづまづくり)、桟瓦葺(さんかわらぶき)で両開板戸の門に真壁造(しんかべづくり)3、桟瓦葺で腰板張の塀が接続します。深い軒を持つ庭門及び塀は、格式ある屋敷構えの一端を構成しており、明治期の旧瀬戸街道の街並みを今に残す貴重な工作物です。

なお、三宅家住宅は、現在も住居として用いられている建造物群であるため、公開はされておりません。

  1. つし二階:天井の低い2階部分がある造りのこと
  2. 平入:建物の平側に出入口のある建物のこと
  3. 真壁造:柱と柱の間に壁があり、柱が見えている造りのこと

三宅家住宅主屋(登録有形文化財23-0572号)

員数

1棟

種別

登録有形文化財(国)

登録年月日

令和4年2月17日

所在地

西大道町五輪塚3676

所有者 個人
構造

木造平屋建、瓦葺
建築面積210平方メートル

登録基準 国土の歴史的景観に寄与しているもの

三宅家住宅主屋

三宅家住宅蔵(登録有形文化財23-0573号)

員数

1棟

種別 登録有形文化財(国)
登録年月日 令和4年2月17日
所在地 西大道町五輪塚3676
所有者 個人
構造

土蔵二階建、瓦葺
建築面積46平方メートル

登録基準 国土の歴史的景観に寄与しているもの

三宅家住宅蔵

三宅家住宅庭門及び塀(登録有形文化財23-0574号)

員数

1棟

種別 登録有形文化財(国)
登録年月日 令和4年2月17日
所在地 西大道町五輪塚3676-1
所有者 個人
構造

庭門:木造、瓦葺、間口1.4メートル
塀:木造、瓦葺、総延長30メートル

登録基準

国土の歴史的景観に寄与しているもの

【庭門】
三宅家住宅庭門

【塀】
三宅家住宅塀

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尾張旭市の指定文化財・登録文化財

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