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健康都市に関する懇談会第4回会議

ページID:0003236 更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示

「健康都市に関する懇談会」第4回会議の概要

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会議名

「健康都市に関する懇談会」第4回会議

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検討項目

市長あいさつ

(1)座長の選出について

(2)職務代理者の指名について

(3)WHO西太平洋地域健康都市連合第2回総会及び大会の結果について

(4)平成18年度の健康都市づくり事業について

(5)平成19年度の健康都市づくり事業について

(6)その他

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開催日時

平成19年1月23日(火曜日)午前10時~正午

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開催場所

尾張旭市役所講堂1

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出席した者の氏名

座長:和泉潤

構成員:緒方佐代子、下岡博、鈴木滝男、中山正三、樋口みよ志、堀祐子、屋田利雄、横井洋子、若林千津

尾張旭市長:谷口幸治

事務局:大橋邦弘、水野秀樹、岡田諭、小池勲、臼井武男

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懇談会の概要

下記参照

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問い合わせ先

企画部秘書広報課健康都市推進室
電話番号:0561-76-8101(直通)
e-mail:healthycity@city.owariasahi.lg.jp

懇談会の概要

市長あいさつ

昨年の10月、中国の蘇州市で開催された「WHO西太平洋地域健康都市連合第2回総会及び大会」に出席をしてまいりました。この大会において、健康都市の優れた取組に対して与えられる「グッドプラクティス賞」と、健康都市づくりの顕著な進展を評価する「プログレス賞」の2つの賞を受賞することができました。

これは、新しい試みではなく、既存の事業を健康という観点から見直し、連携して一体的に推進する姿勢が評価されたのだと思います。そして、市民の皆様一人ひとりが、自らの健康づくりに取り組んでいただいた結果であることは勿論のこと、健康都市プログラムを策定するにあたり、貴重なご意見やご提案をいただいた当懇談会のメンバーの皆様のご尽力の賜物であると感謝しております。

今後とも、今回の受賞を励みとして、より積極的に健康都市づくりを進めていきたいと考えておりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

前回会議の議事録の承認について

前回会議の議事録については、既に書面にて承認していただいたことを確認。

(1)座長の選出について

座長に和泉潤氏(名古屋産業大学教授)を選出。

(あいさつ)
今日の都市計画の大きな課題の一つとして、都市に住む人々の生活の質を如何に上げていくかということがあります。この「生活の質」については、いろいろな切り口がありますが、WHOの観点から考えますと、人が住むための基本的な4つの要素(安全性・健康性・利便性・快適性)があげられ、これらが満たされれば生活の質が上がるということになります。ここでいう「健康性」が狭い意味での健康であるとすれば、WHOが考える健康は、都市そのものを健康にする、すなわち生活の質が高い都市のことを健康都市と考えているのです。このように、都市計画と健康は非常に密接な関係を持っています。

もう一つ、皆さんにお願いしたいのは、健康を考える上で、四季を感じて生活していただきたいと思います。例えば、夏は冷房を使わないようにして、暑さを感じて、季節の移り変わりを体で感じるようにすると健康になっていき、それはとりもなおさず、都市を健康にすることにつながっていきます。そして、その営みは、クールビズ・ウォームビズのように環境にやさしい生活なのです。健康に暮らしていくことは、まさに環境にやさしい生活を送ることであることを知っておいてください。

(2)職務代理者の指名について

職務代理者に下岡博氏(市自治連合協議会)を指名。

(3)WHO西太平洋地域健康都市連合第2回総会及び大会の結果について

事務局から、資料に基づいて説明。(パワーポイントを使用)

(4)平成18年度の健康都市づくり事業について

事務局から、資料に基づいて説明。(パワーポイントを使用)
内容について、次のとおり各構成員から意見が出された。

  • 「元気まる測定」については、シニアクラブからたくさん受検しているので、受検者総数が増えたと聞いて、お役に立てたのではないかと嬉しく思っています。ただ、保健福祉センターまで出向くことは、高齢者にとっては負担となっているので、できれば今後は、校区ごとに公民館で実施する「出張元気まる測定」の機会を増やしていってほしい。
  • ウォーキングについては、市内全域にコースが網羅されています。あさひ健康フェスタで実施している健康グリーンウォーキング大会の参加者数も増加傾向にあるので、皆さんと協力してより一層普及・推進していきたい。
    (事務局)ウォーキングマップは、体育指導委員の方々が実際に歩いて作っていただいたものです。まさに四季を感じることができるコースとなっています。
  • 季節には、それぞれ顔があります。現代人が抱えるストレスにどう対処していくかが問題となっている今日、1年という四季を感じて、体内時計をリセットしていくことはとても大切です。
  • 健康づくり推進員は、現在22名で活動しており、新年度には新規に会員募集する予定をしています。発足してから2年目に入りますので、地域に密着した活動をより充実させていきたいと思っています。
  • シニアクラブでは、小学生のために防犯パトロールを実施しています。子どもたちと接していて感じることは、家庭での親子の会話が少ないということです。そこで、子どもと老人が、桜が咲く春や運動会の秋など、季節に応じた会話ができる機会を設けるために、「老人と子どもの遊びの会」を実施する予定です。
  • まちに子どもたちの声が響いていないと寂しいので、子どもたちがもっと外に出て遊べる環境づくりが必要だと思います。子どもたちが元気だと、まちにも活気があふれるでしょう。
  • 確かに、最近、商店街などが寂れていると言われていますが、子どもたちが行かなくなったことも大きな要因の一つでしょう。健康都市を実現させるためには、各世代ごとに、みんなが元気である必要があり、そのためには、家族みんなでウォーキングするなどの取り組みが有効だと思います。
  • 先程、子どもたちに元気がないとのお話がありましたが、確かに学校でも眠そうにしていたり、給食を残す子どもたちが多くいます。学校では、食に関心をもたせるなどの「食育」を推進していますが、朝ごはんをしっかり食べることを指導するなど、家庭にも働きかけています。
  • 高齢者に対する健康づくり環境は、とても充実していると思いますが、子どもと親の世代に係る健康づくりを進めていきたいと思っています。
  • 最近の子どもは、体力が落ちていると感じています。今の子どもたちをどう育てていくかが重要な課題だと思います。
  • 地元で取れた農産物を学校給食に取り入れ、地産地消を進めてほしいと思います。
  • 地域活動連絡協議会では、防犯上の公園点検や食育の講演を実施しました。これからも地域で子どもたちを見守っていきたいと思います。
  • 商工会では、青年部主催によるウォーキング大会を実施しています。大変好評なので、これからも継続していきたいと思っています。
  • 市の公共交通については、回数券等も発行されますし、市民の利用が一層増えていくことを願っています。
  • 「100円バス」のような公共交通は、多くの市が実施しています。この公共交通は、人を集める機能を持っており、それによって溜まり場ができ、コミュニケーションが図られるという利点があると思います。
  • ウォーキングに関しては、5つの校区社協も「健康ウォーク」や「歩け歩け大会」を実施しています。健康都市づくり事業の一環として認識していただけるとありがたい。
    (事務局)今後も、いろいろな情報を教えていただければ、積極的にPRしていきます。
  • 校区の中を回ることは、自分が住むコミュニティをよく知る上で非常に有益だと思います。校区に関する情報は、できる限り多く出されると良いでしょう。
  • 本日、健康都市づくりの取り組みをお聞きして、健康都市宣言以降、健康都市プログラムとして掲げた健康都市づくり事業がかなり進んできたと感じています。
  • ただ、健康については、目先の健康だけでなく、長い目でとらえていく必要があると思います。現在、生産年齢人口を支える大人の健康こそ、守らねばならないのではないでしょうか。悪化していく労働環境の中で働く人々は、多くのストレス下にあります。そういう大人の健康を守る手立てとして、今後は必要に応じて健康都市づくりのメニューを増やし、市長のリーダーシップのもと実現させていってほしい。
  • 新聞などで騒がれている「ホワイト・エグゼンプション法」でも、もしも施行されれば労働者に相当な精神的ストレスを与えると危惧されています。人々の健康を守るという観点から、例え国の施策であっても、地方からもの申す姿勢はとても大切ですね。

(5)平成19年度の健康都市づくり事業について

事務局から、資料に基づいて説明。(パワーポイントを使用)
内容について、次のとおり各構成員から意見が出された。

  • AED(自動体外式除細動器)について、公民館にも設置する計画となっているのはなぜですか。
    (事務局)設置施設については、原則として施設管理者が常駐しているところ、また、不特定多数の人が集まる施設を優先しているので、各種の講座や催し物が開催されている公民館も予定しています。
  • 「風鈴」を作るという事業計画を聞いて思ったのですが、夏の暑さを如何に健康に過ごすかという命題を投げかけたいと思います。例えば、家の中に風の通り道をつくること、そのためには、窓や扉を開けっ放す必要があり、ひいてはそうすることができるような「安全安心」なまちをつくらなければならないと進んでいくのではないかと思います。
    (事務局)今後も、まちづくりのヒントを与えていただければ、検討してまいりたいと思います。

(6)その他

(事務局)AEDについては、設置計画とは別に、現在、既に市役所庁舎と総合体育館に設置してあります。また、市民プールには、4月以降、指定管理者が設置する予定であること、市消防署の救急車にも、設置車両が4台あることを補足いたします。

健康都市連合日本支部第3回総会及び大会は、7月初旬に開催を予定しています。この大会は、できる限り市民活動の紹介を中心に据えた内容にしたいと考えています。

次回の懇談会は未定ですが、開催の際にはご連絡いたしますので、引き続きご協力いただきますようよろしくお願いいたします。

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