「健康都市に関する懇談会」第3回会議の概要
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会議名
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「健康都市に関する懇談会」第3回会議
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検討項目
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(1)前回会議の概要の確認について
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(2)健康都市プログラムについて
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(3)その他
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開催日時
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平成17年11月16日(水曜日)午前10時~午前11時25分
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開催場所
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尾張旭市役所301会議室
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出席した者の氏名
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座長:伊藤雅一
構成員:緒方佐代子、下岡博、鈴木滝男、樋口みよ志、堀祐子、前野敏、横井洋子、若林千津
事務局:加藤和人、寺尾高志、岡田諭、小池勲、臼井武男
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懇談会の概要
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下記参照
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問い合わせ先
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企画部秘書広報課健康都市推進室
電話番号:0561-76-8101(直通)
e-mail:healthycity@city.owariasahi.lg.jp
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懇談会の概要
(1)前回会議の概要の確認について
「健康都市に関する懇談会第2回会議の概要」に基づき説明。
→異議なしのため、当該概要を市ホームページ上で公開する。
(2)健康都市プログラムについて
前回会議で指摘のあった事項につき、修正内容を事務局から説明。
内容について、次のとおり各構成員から意見等が出された。
- 前回もお話したとおり、修正する必要はありませんが、健康都市づくりの3本柱の中で、「寝たきりにさせないまち」については、「寝たきりにならないまち」という名称の方が良いと思っています。健康は、やはり自らが率先して取り組むべきものだと考えるからです。私自身としては、人に頼るのではなく、自分が努力して寝たきりにならないようにしたいと思っています。
(事務局)おっしゃるとおりですね。「健康」づくりに関しては、市民の皆さんがそれぞれ自覚をもって取り組んでいただくことが最も大切です。このプログラムにおいても、各論編として肉付けしたリーディングプランは、まさに「みんなで取り組もう」という自発的な行動を促す表現、内容としております。「させない」と「ならない」とで表現は異なっても、自ら取り組むことが大切という基本的な考え方は同じであり、また3本柱は既に本論編において定められていますので、ご理解いただきたいと思います。
- 確かに「主体性」がとても重要ですよね。一般に、計画をつくる際には、「PDCAサイクル」(Plan-計画、Do-実行、Check-評価、Action-行動)が大切だと言われます。
- 具体的には、40ページの「4.「健康都市」の普及・推進」にも書かれているように、市民一人ひとりにおいては自ら健康づくりに取り組むことができているか、行政はその総合力を発揮して効率的で効果的な施策展開ができているかというチェックが必要だと思います。
- 寝たきりにさせないまちづくり」については、「PDCAサイクル」でいう最初のステップ(計画)であって、「評価」から「行動」へと移っていく過程では、必然的に「自主的な取り組み」が求められると解釈できるのではないでしょうか。
- 本編のところどころに写真が入って、以前よりも読みやすくなったと感じます。ただせっかく入れたのであれば、例えば41ページの「市民ジョギング大会」の写真についても、場所がどこかわかるように書いてあると、より親しみやすいと思います。
- 34ページに「普通救命講習普及事業」とありますが、先の万博でも大いに活用されたAED(自動体外式除細動器)のことを紹介して、広く市民に知らせていくべきだと思います。
(事務局)「市民ジョギング大会」の写真については、森林公園という字句を追加するようにいたします。また、AEDの件については、一度検討してみます。
- 10月29日に、観光協会と商工会が名鉄とタイアップしたウォーキング大会が実施されました。当日はあいにくの雨天だったのですが、1,200人もの方が参加されました。ウォーキングの健康づくり効果の外にも、自然環境に恵まれた本市の魅力を多くの方々に知っていただけたと思いました。
- 大会の運営に関わった者として、やはり何事も実際にアクションを起こすことが大切だと感じました。観光協会としても、このたび総合企画委員会を立ち上げましたので、今後は、この「健康都市プログラム」の内容を大いに参考にさせていただいて、いろいろな事業を企画していきたいと思っています。
- 昨今の人口減少時代においては、環境を素材にして集客を図ることができないか検討されていまして、学生の研究教材にもなっています。一宮市のある商店街が、「健康」をキーワードにして活性化に取り組むという記事が新聞に載っていました。飲食店であれば、健康食品を積極的にPRし、靴屋であればウォーキングに適した靴を紹介するなどの取り組みだそうです。
- ウォーキングは非常に一般性の高いものですが、実際に地域活動へと発展させた形で行われているものは少ないので、一宮市の事例のように、これからは「健康」を地域の活性化にまで結びつけていけると良いでしょうね。
(事務局)あまり知られていないのですが、本市でも校区社協をはじめとして、多くのウォーキング大会が実施されています。今後は、1人でも多くの方に参加していただくように、これらのウォーキング大会を、皆さんの目につくように積極的にPRしていきたいと思います。
- 先ほどお話した名鉄とのウォーキング大会には、遠くは静岡県磐田市から、そして名古屋市からも大勢参加していただきました。尾張旭市は、健康のまちづくりに最適な地域性をもっていると思っていますので、ウォーキング大会の実施と併せて、これからも尾張旭市の素晴らしいところをもっとPRしていきたいと思います。
- 健康都市プログラムとは話がそれますが、「らくらく貯筋教室」について、現在参加されている方々の多くは、教室の目的である軽度の筋力トレーニングを必要としないほど元気な方々です。市は、運動及び筋力不足の高齢者を対象にした教室として位置づけていると理解していますので、来年の参加者募集時には、教室の目的をより明確にわかりやすく示していただきたいと思います。
(事務局)「らくらく貯筋教室」は、もう一方の「ぴんぴん健康道場」と合わせて、段階的に筋力アップを図り、寝たきりにならない身体づくりを支援するものですが、トレーニング内容の違い等が周知徹底できていなかったかも知れません。本年度に始めた事業でありますので、今後は試行錯誤を繰り返す中で、順次、教室内容も精査していくことになろうかと思いますので、今しばらくお時間をちょうだいしたいと思います。
(事務局)広報誌で募集した際には、2つの教室内容を対比できるような形で掲載したのですが、次年度はよりわかりやすくお示しできるように検討したいと思います。また、担当課へもその旨連絡しておきます。
- 先の万博がそうであったように、改善すべき点は速やかに改善されるようお願いします。
- 健康都市プログラムについて、今後のスケジュールはどうなっていますか。
(事務局)11月21日に開催する市の健康都市推進本部会議においてプログラムを策定しまして、その後、印刷製本を行います。また、年明けの1月には、プログラムの概要版を全戸配布する予定をしております。
- この懇談会は、審議会ではないため、答申をする必要はありませんので、外にご意見等がないようであれば、当懇談会としてこの健康都市プログラムを承認したいと思いますが、ご異議ございませんか。
→異議なし
- 市民が健康に暮らすための舞台が整いました。今後は、このプログラムを実行に移していくことが何よりも大切となります。皆さん一人ひとりが率先行動に努め、名実ともに「健康都市」を築くことができるよう力を合わせて努力していきましょう。
(3)その他
(事務局)それでは、情報提供としまして、本年7月に千葉県市川市で開催された健康都市連合日本支部総会で、本市の「健康都市の取り組み」として市長が発表しました内容をご覧いただきたいと思います。
→健康都市推進室長が、パワーポイントを使って説明。
次回の懇談会は未定ですが、開催の際にはご連絡いたしますので、引き続きご協力いただきますようよろしくお願いいたします。