「健康都市に関する懇談会」第7回会議の概要
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開催日時 |
平成22年3月16日(火曜日)
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開催場所 |
尾張旭市役所3階講堂(1) |
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出席した構成員(8名) |
和泉潤、屋田利雄、鈴木善子、鈴木益義、鈴木路子、横井洋子、若林千津、前田幸三 |
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欠席した構成員(2名) |
谷口悦予、余語學 |
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傍聴者 |
なし |
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出席した事務局職員 |
健康都市推進室長小池勲、健康都市推進係長後藤收、主査豊田定史 |
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議題等 |
(1)平成21年度の健康都市づくり事業について |
(2)平成22年度の健康都市づくり事業について |
(3)その他
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会議の要旨
事務局あいさつ
本日は、本年度や新年度の健康都市づくりについて、ご報告させていただき、お気づきの点などについて、ご意見を賜りたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
前回会議の議事録の承認について
前回会議の議事録については、既に書面にて承認していただいたことを確認。
議事
(1)平成21年度の健康都市づくり事業について
事務局から、資料に基づいて説明(パワーポイントを使用)。
内容について、次のとおり各構成員から意見が出された。
- ホームページを見ることの少ない高齢者向けに健康づくり事業の周知の方法を工夫していますか。
(事務局)市広報誌や広報誌同時配布のチラシなどを活用し、PRに努めています。また、地域に密着している新聞社の紙面にPR記事の掲載をお願いしたり、ラジオ局などの協力を得たりしながら、広くPRに努めています。
- チラシやポスターなどを公民館などに掲示してみてはいかがですか。
(事務局)検討します(「家からウォーキング」など)。
- 鍵の施錠や火の元の確認などの指差喚呼を行うと認知症予防に効果があると聞きました。心の健康の面からもこういったことを広めてみてはどうですか。また、安心して外出できることも引きこもり防止になるのではないでしょうか。
(事務局)防犯、防災、認知症予防にもなり、結果的に「外に出かけたくなる」ようになる良い取り組みだと思います。
また、平成21年度事業で行いました「教えてください。安全安心のコツ」の中にそういった「コツ」もあり、市役所ロビーで情報共有しました。
- 校区社協ではウォーキングを通じて要援護者の確認、またそのかたが外に出かけるような機会を提供しています。
- 今まで参加していない年齢層(40~50歳代男性)が参加するような事業を計画してみてはいかがですか。
(事務局)平成21年度では「お出かけウォーキング」を土曜日に開催しましたが、想定に反していつもと同じような年齢層のかた(60歳代)が多く参加されました。しかし、「食事関心度チェック」では、30~50歳代男性にも参加していただきました。今後とも開催日の土日設定や若いかたに関心を持ってもらえるような事業を計画していきます。
- 「げんきカード」にはどれくらいのかたが参加し、完結されたのでしょうか。
(事務局)市内12の保育園の年長児にお配りし、すべてのかたが参加し、完結したと思います。
- 小学校に入学してくる児童の中に朝食を食べていない子がいる。小学校入学前から“食”の大切さについて身につける習慣を養うため、「げんきカード」の項目に「朝ごはんを残さず食べる」という項目を設定していただきたい。
- 「げんきカード」の項目は、一日の生活の流れに沿った順番にした方が良いのではないでしょうか。
「げんきにあいさつ」→「あさごはんをのこさずたべる」→「よくかんで」→「はをみがく」→「はやねはやおき」の順番
(事務局)平成22年度の「げんきカード」に、反映させていただきます。
- 「お出かけウォーキング」のウォーキングの合間に歴史にまつわる話を現地ボランティアガイドに説明させると一層良いものになります。また、歴史の冊子を事前に用意して配布してみてはいかがでしょうか。
(事務局)検討します。
- 「お出かけウォーキング」の参加費が平成21年度に1,000円でしたが、平成22年度に1,500円になっているのはどうしてですか。
(事務局)受益者負担という考えで、平成21年度よりバス代と高速料金の一部を負担していただいています。平成21年度は1,000円でしたが、もう少し受益者に負担していただくということで、平成22年度は1,500円にする予定です。
- 健康都市づくりとして公共施設での全面禁煙をどのようにお考えですか。
- 一部のかたの中には、受動喫煙の知識があまりないように思われます。受動喫煙の知識向上の啓発をしてみると良いかもしれません。
(事務局)平成17年度から公共施設については全館禁煙を行い、喫茶店などでは時間禁煙や分煙スペースを設けるなどしていますが、なかなか完全禁煙を強制することは難しいです。
今のところの方針としては、受動喫煙の防止を努めていくことに取り組んでいきます。
(2)平成22年度の健康都市づくり事業について
事務局から、資料に基づいて説明(パワーポイントを使用)。
内容について、次のとおり各構成員から意見が出された。
- 平成21年度は、“歩く”事業と“食”に関する事業に力点を置いてきたとのことですが、平成22年度はどうなりますか。
- “食”は非常に重要なことなので良いことかと思います。
(事務局)“歩く”、“食”に関しては1年間ですぐに効果がでるものでもありませんので、平成22年度も引き続き、力点を置いて行っていきたいと思います。
- 「めざせ40km!チャレンジウォーキング」は、各校区に参加を呼びかけると多く集まると思います。
- 市制40周年記念で「めざせ40km!チャレンジウォーキング」を行うようですが、他にどのような事業がありますか。
(事務局)健康都市推進室では、「めざせ40km!チャレンジウォーキング」と「あさひ健康フェスタ」ですが、市全体では市民の皆さん、各種団体とともに行う様々な事業を予定しております。
- 「めざせ40km!チャレンジウォーキング」は、オリエンテーリング形式ですか。
(事務局)ウォーキング大会と市内にある6つのウォーキングコースからそれぞれ2つ以上選択していただき、総歩行距離40kmをめざすものです。そのウォーキングコースに設けた2カ所のチェックポイントにクイズ形式で設問がありますので、ウォーキング途中にそれに答えていただくことでウォーキングコースを完歩したとするものです。
- 子育て応援用に作成された「あさにこ」に記載してある「バリアフリー」という文言は現在、「ユニバーサルデザイン」の方が適切かと思います。
- 骨密度測定などを元気まる測定やメタボ健診などで行うことができると、その結果が芳しくなかったかたが危機感を感じて自ら動いてくれるようになるのではないでしょうか。
(事務局)担当課へ伝えます。
(事務局)みなさんからいただいたご意見は、できる限り平成22年度事業に反映し、健康寿命の延伸を念頭に置いて引き続き“歩く”ことと“食”に関する事業を進めていきます。
(3)その他
(事務局)本日の会議録につきましては、調製の上、後日、送付させていただき、了解を得て、市ホームページに公開させていただきますので、よろしくお願いいたします。