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印場城跡
現在、西部浄化センターがあるところには、中世のお城である印場城がありました。元禄十二(1699)年の「印場村庄屋彦助書上ヶ」には、城主は坂井弥兵衛と伝わっているが由緒はよく分からないとあります。このころには、すでに土塁が崩され堀は埋められていたようです。
印場城は、平地に造られた平城で、堀と土塁に囲まれていました。平成六(1994)年から行われた調査では、当時の人々が使っていたとみられる天目茶碗や漆器類、木製品などが発見されています。
所在地
尾張旭市庄中町1丁目4-6(西部浄化センター内)