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帰宅困難者について

ページID:0039872 更新日:2025年3月14日更新 印刷ページ表示

帰宅困難者とは

大雨や台風、地震等の災害発生直後に、鉄道やバス等の公共交通機関が運行停止になった場合、駅周辺等にいた人々が足止めされ、帰宅することが困難になった方をいいます。

帰宅困難者対策の考え方

一斉帰宅による駅等への人の集中や交通渋滞を抑制するために、「むやみに移動(帰宅)を開始しない」ことを基本的な考え方として、帰宅困難者対策を考えています。

むやみに移動(帰宅)を開始すると・・・

  1. 発災後、多くの人が一斉に帰宅を開始した場合、人の集中により路上に人があふれ、火災や余震による落下物から逃げ遅れる等の二次被害を誘発する危険性がある。
  2. 自家用車での一斉帰宅による交通渋滞で、緊急車両の通行に支障が生じ、迅速な救助・救命活動の妨げとなる等のリスクがある。

そのため、「むやみに移動(帰宅)を開始しない」ことを基本的な考え方として、市民の生命を守り、都市機能を混乱させないための対策を基本的な考え方としています。

帰宅困難者にならないために

通勤中や外出中に大地震が起きたときのために、日ごろから次のことを考えておきましょう。

帰宅経路を考える

公共交通機関が止まった時などに備え、徒歩による帰宅ルートを普段から確認しておきましょう。

ポイント

  1. 職場などの普段いる場所から自宅まで歩いて帰るとどれくらいかかるのか
  2. 自分がどのくらいの距離を歩けるのか

を考えておきましょう。

帰宅グッズを備える

しばらく職場に留まる場合や、徒歩などで帰宅に時間がかかることがあります。職場や持ち歩くカバンに帰宅グッズを備えておきましょう。

帰宅グッズの例

スニーカーやモバイルバッテリー、携帯ラジオ、地図、懐中電灯、手袋、携帯用食料など

家族の安否確認の方法を決めておく

災害時には電話やネット環境等が使用できないことも考えられます。家族の安否確認の方法を事前に決めておきましょう。

安否確認方法の例

  • 各通信会社の伝言ダイヤル(171)等の活用
  • 災害用伝言板(web171)<外部リンク>の活用
  • SNSの活用(どのSNSを使用するか決めておく)

災害伝言ダイヤルの使い方は通信会社によって異なる場合があります。事前に家族で使い方を確認しておきましょう。

外出先で災害にあったら

むやみに移動(帰宅)を開始しない

むやみに移動(帰宅)を開始せず、最寄りの安全な場所に退避し、身の安全を確保してください。

家族等と離れている場合は、安否確認の例を参考に連絡をとりましょう。

事業者や学校の責任者の方へ

従業員や児童・生徒等を一時的に事業所や学校内の安全な場所に待機させ、帰宅経路の安全確認の後、計画的な時差帰宅をさせていただくよう、ご協力をお願いします。

一時滞在施設の確保

発災後、公共施設を利用したり、民間施設に協力を依頼する等により、市が一時滞在施設を確保します。
帰宅困難者となった人は、市が確保した一時滞在施設に留まるようにしてください。

帰宅困難者一時滞在施設について

尾張旭市総合体育館(東大道町原田2578番地)を帰宅困難者一時滞在施設として指定しています。

開設のタイミングは、帰宅困難者の発生状況に応じて、市災害対策本部の判断で開設します。

その他の避難所は、「避難について」のページをご確認ください。

経路の安全を確認した後に帰宅を開始

事業所や学校、一時滞在施設等に留まった帰宅困難者等は、帰宅経路の被害情報や災害関連情報等により、混乱が収束したこと、安全に帰宅できることを確認した後、帰宅を開始してください。

徒歩で帰宅する方のために、県や市町村等が連携し、徒歩で帰るためのルートの設定や、そのルート上に徒歩帰宅支援ステーションを設置するための検討をしています。

徒歩帰宅支援ステーション

水・食料の購入、トイレの使用、一時休憩所として利用、災害情報の入手等が可能で、誰もが分かりやすく、利用しやすい場所を選定し、主に、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、宿泊施設、郵便局や公的施設等が指定されます。

この他に、本市では、ガソリンスタンドや、名古屋産業大学名古屋経営短期大学と防災に関する協定を締結しており、帰宅困難者への支援に協力していただくよう取り決めております。

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