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大雨や台風、地震等の災害発生直後に、鉄道やバス等の公共交通機関が運行停止になった場合、駅周辺等にいた人々が足止めされ、帰宅することが困難になった方をいいます。
一斉帰宅による駅等への人の集中や交通渋滞を抑制するために、「むやみに移動(帰宅)を開始しない」ことを基本的な考え方として、帰宅困難者対策を考えています。
そのため、「むやみに移動(帰宅)を開始しない」ことを基本的な考え方として、市民の生命を守り、都市機能を混乱させないための対策を基本的な考え方としています。
通勤中や外出中に大地震が起きたときのために、日ごろから次のことを考えておきましょう。
公共交通機関が止まった時などに備え、徒歩による帰宅ルートを普段から確認しておきましょう。
を考えておきましょう。
しばらく職場に留まる場合や、徒歩などで帰宅に時間がかかることがあります。職場や持ち歩くカバンに帰宅グッズを備えておきましょう。
スニーカーやモバイルバッテリー、携帯ラジオ、地図、懐中電灯、手袋、携帯用食料など
災害時には電話やネット環境等が使用できないことも考えられます。家族の安否確認の方法を事前に決めておきましょう。
災害伝言ダイヤルの使い方は通信会社によって異なる場合があります。事前に家族で使い方を確認しておきましょう。
むやみに移動(帰宅)を開始せず、最寄りの安全な場所に退避し、身の安全を確保してください。
家族等と離れている場合は、安否確認の例を参考に連絡をとりましょう。
従業員や児童・生徒等を一時的に事業所や学校内の安全な場所に待機させ、帰宅経路の安全確認の後、計画的な時差帰宅をさせていただくよう、ご協力をお願いします。
発災後、公共施設を利用したり、民間施設に協力を依頼する等により、市が一時滞在施設を確保します。
帰宅困難者となった人は、市が確保した一時滞在施設に留まるようにしてください。
尾張旭市総合体育館(東大道町原田2578番地)を帰宅困難者一時滞在施設として指定しています。
開設のタイミングは、帰宅困難者の発生状況に応じて、市災害対策本部の判断で開設します。
その他の避難所は、「避難について」のページをご確認ください。
事業所や学校、一時滞在施設等に留まった帰宅困難者等は、帰宅経路の被害情報や災害関連情報等により、混乱が収束したこと、安全に帰宅できることを確認した後、帰宅を開始してください。
徒歩で帰宅する方のために、県や市町村等が連携し、徒歩で帰るためのルートの設定や、そのルート上に徒歩帰宅支援ステーションを設置するための検討をしています。
水・食料の購入、トイレの使用、一時休憩所として利用、災害情報の入手等が可能で、誰もが分かりやすく、利用しやすい場所を選定し、主に、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、宿泊施設、郵便局や公的施設等が指定されます。
この他に、本市では、ガソリンスタンドや、名古屋産業大学・名古屋経営短期大学と防災に関する協定を締結しており、帰宅困難者への支援に協力していただくよう取り決めております。