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家具の転倒防止について

ページID:0039974 更新日:2025年3月14日更新 印刷ページ表示

平成7年(1995年)に起きた阪神・淡路大震災により、亡くなられた方々の約8割が、家屋の倒壊や家具の転倒による窒息死・圧迫死でした。

過去の大規模地震の教訓を踏まえ、自宅の家具転倒防止対策を行い、地震発生時に命を守りましょう。

また、命を守るだけでなく、在宅避難ができる安全な環境づくりの準備にもつながります。

家具転倒防止対策のポイント

寝室には家具を置かないようにしましょう

就寝中は無防備になります。​寝室にある家具の転倒防止対策を最優先に行いましょう。

寝室をあらかじめ安全な環境にしておくことで、地震の揺れで倒れてくる家具による怪我や、倒れた家具が避難経路をふさいでしまうことを防ぐことができます。

可能であれば、寝室には地震の揺れで倒れそうな家具は置かないようにしましょう。どうしても家具が必要な場合は、家具の配置の見直しや固定等を行いましょう。

家具の配置を見直しましょう

見直しの例は次のとおりです。

  • 寝室に家具を置かないようにする
  • 就寝場所(ベッドや布団の上)に家具が倒れてこない場所に置く
  • 出入口を塞がない場所に置く(ドア付近や廊下には家具を置かない)
  • 家具の中の物は、重いものを下に収納することで重心を低くする
  • 家具の引き出しが避難経路を向かないように置く
  • 家具の収納物が散乱しないよう、扉にストッパーをつける

「家具転倒防止器具」を使いましょう

上記の家具レイアウトの見直しができない場合は、「家具転倒防止器具」を活用し家具転倒防止対策を実施しましょう。

家具の固定の基本は、L字型金具やベルト等を使用したネジ止めです。ネジ止めが難しい場合は、突っ張り棒タイプや粘着シートを貼るなどの方法があります。

また、家具下のキャスターに受皿をつけたり、窓ガラスにガラス飛散防止フィルムを貼ることも対策の1つです。

家具の固定金具はホームセンターなどにいろいろ販売されていると思いますので、自宅にあうものをお選びください。

家具転倒防止支援事業

尾張旭市では、災害に備えてご自宅の家具、家電の転倒を防止する作業を支援しています。

対象者

この事業の対象となる世帯は、市内在住で次のいずれかに該当する世帯とします。

  1. 65歳以上の高齢者のみの世帯
  2. 介護保険要介護認定の要介護3以上の認定を受けている者の属する世帯
  3. 身体障害者手帳(1、2級)の交付を受けている者の属する世帯
  4. 精神障害者保健福祉手帳(1級)の交付を受けている者の属する世帯
  5. 療育手帳(A、B判定)の交付を受けている者の属する世帯
  6. 前各号に準ずる状態にある者(難病患者を含む。)の属する世帯
  7. その他市長が特に必要と認めた世帯

費用

作業代無料(5台まで)

ただし、家具固定用器具代(2,000~3,000円程度)は申請者負担とします。

申請方法

以下の書類へ必要事項を記入し、危機管理課へ提出してください。申請書等は、市役所危機管理課窓口でも配布いたします。

申請先

申請窓口

市役所危機管理課(市役所北庁舎2階)

受付時間

午前8時30分から午後5時15分まで

作業実施までの流れ

  1. 市に申請書等を提出
  2. 市から申請者に「家具転倒防止支援事業利用決定通知書」を送付
  3. 市から連絡を受けた尾張旭シルバー人材センターが、申請者に事前打ち合わせの日程調整の連絡を入れる
  4. 申請者宅で、対象となる家具を確認し、固定方法を決定し、作業日を調整
  5. 作業実施(およそ2時間から4時間程度)

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