本市は、県内27番目の市として1970年12月1日に市制施行し、今年で55周年を迎えます。名古屋市に隣接する住宅都市として発展し、現在はめざすまちの未来像を「幸せつむぐ 笑顔あふれる 尾張旭」とし、歩み続けています。 今号では、節目を迎えるに当たり、これまでの軌跡をたどるとともに、15年ぶりにオーストラリアの生徒らを招待した市制55周年記念フレンドシップ事業を紹介します。
市制施行当時のまちの風景
ノスタルジックな雰囲気の昭和後期。田園風景も多く広がっていました。
瀬戸街道三郷商店街
尾張旭駅付近
三郷駅
数字でみる今と昔
人口
昭和45年12月1日 34,253人
令和7年4月1日 83,606人
道路(総延長)
昭和45年 123,586m
令和6年3月31日 359,998m
上水道(普及率)
昭和45年 96.5%
令和7年4月1日 100%
55年間の歩み
- 1970年10月 尾張旭市誕生、初代市長に松原定治氏
- 1971年 3月 尾張旭市誌発刊
- 1972年 4月 消防署設置(庁舎完成)
- 1974年10月 尾張旭音頭発表
- 1978年 1月 総合体育館オープン
- 1979年 7月 市民プールオープン
- 1980年 4月 保養センター「尾張あさひ苑」オープン
- 1981年 4月 図書館オープン
- 1981年10月 文化会館オープン
- 1982年 2月 旭平和墓園完成
- 1983年 3月 全国高校総体(フェンシング)開催
全国から約500人の選手が総合体育館に集合。一瞬の攻防が光る、熱戦が繰り広げられました。
- 1984年 9月 中央公民館オープン
- 1985年12月 二代目市長に朝見政冨氏
- 1990年 3月 市イメージソング「MY CITY~ふるさと~」完成
- 1990年 4月 東部市民センターオープン
- 1992年 4月 スカイワードあさひオープン

小・中学校鼓笛隊の演奏でこけら落としが行われました。「スカイワードあさひ」は、青少年が大空に向かって、たくましくはばたくことを願い名付けられました。
- 1994年10月 国体馬術競技会開催
- 1995年12月 名鉄瀬戸線印場駅完成
- 1997年 9月 渋川福祉センターオープン
- 1999年 4月 どうだん亭オープン
- 2000年 4月 シンボルロード全線開通

名鉄尾張旭駅から維摩池までの市の中心を通る道が開通。景観にも配慮した、歩きたくなる道は、市民の健康を影ながら支えています。
- 2001年10月 保健福祉センターオープン
- 2001年12月 三代目市長に谷口幸治氏
- 2004年 6月 WHO健康都市連合へ加盟
- 2004年 8月 健康都市宣言、健康の日を制定
- 2004年12月 市イメージキャラクター「あさぴー」誕生
- 2008年 4月 市営バス「あさぴー号」本格運行開始、新池交流館・ふらっとオープン
- 2008年 5月 どうだん亭が国の登録有形文化財に登録

建物の母屋部分が近代数寄屋建築の好例として登録されています。
- 2010年 9月 新学校給食センター稼働
- 2012年 3月 四代目市長に水野義則氏
- 2012年12月 瀬戸・尾張旭消防指令センター運用開始
- 2013年11月 「おいしい紅茶の店 店舗数日本一」に認定(市・県)
- 2018年 4月 情報発信拠点「尾張旭まち案内」オープン
- 2019年 2月 五代目市長に森和実氏
- 2019年 6月 第70回全国植樹祭が森林公園で開催

天皇皇后両陛下のご臨席を賜り、県内外から多くの参加者を迎えて開催されました。
- 2021年 2月 魅力商品開発プロジェクト「旭色」第1弾実施
- 2021年 6月 地域消防防災施設「ほんまる」運用開始
- 2021年11月 第9回健康都市連合国際大会で計4賞受賞
- 2023年 2月 六代目市長に柴田浩氏
- 2023年10月 総合防災訓練で初めてペット同行避難訓練実施
- 2024年 2月 市ふるさと大使制度を創設、初代大使にTOMOさん(DA PUMP)を委嘱
- 2024年 3月 霞ヶ丘線全線開通

22年かけて念願の全線開通。日常の利便性向上だけでなく、災害時の通行も支え、尾張旭の安全安心に貢献しています。
- 2024年 4月 第六次総合計画スタート
- 2024年11月 「おいしい紅茶の店実店舗数日本一・人口1人当たりの店舗数14年連続日本一」に認定
- 2024年12月 あさぴー20周年お誕生日会開催
- 2025年10月 市制55周年記念市民祭開催

年間で最も多くの来場者でにぎわう一大イベント。10年ぶりに市内各地区の棒の手、馬の塔、鉄砲隊が一堂に会する「警固」が行われ、市民祭をより一層盛り上げました。
やっぱり直接会って話したい!フレンドシップ事業15年ぶりにオーストラリアの生徒と先生を招待
本市では、国際的な視野に立って主体的に行動できる人材育成を目的に、平成11年度から中学生が毎年夏休みにオーストラリアを訪問し、現地でさまざまな体験や文化などに触れる海外研修を実施しています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、令和5年度までは現地訪問の中止を余儀なくされ、オンラインによる画面越しの交流などを続けてきました。
そして、市制55周年の節目である今年度は、15年ぶりに海外研修の受入校として長年交流を続けてきたオーストラリアビクトリア州にあるウィットルシーセカンダリーカレッジの生徒と先生20人を9/17~9/20の4日間本市に招待しました。本市の中学生が中心となり、関係団体の協力を得ながらさまざまなイベントを通して、交流を図りました。
ウィットルシーセカンダリーカレッジ

15年前の様子

Day1 ウエルカムセレモニー
14:45 市役所正面玄関でお出迎え


15:00 市役所庁舎案内


15:10 歓談・市の紹介など


16:00 スカイワードあさひでウエルカムセレモニー
市ふるさと大使 岡野兄弟演奏


代表挨拶・プレゼント交換


訪日団紹介・記念撮影

オリエンテーション
Day2 市内3中学校に体験入学
9:00 西中学校体験入学(英語・体育)




11:00 東中学校体験入学(体育・国語・音楽・給食・清掃)




13:25 旭中学校体験入学(LT(学級活動)・英語)




Day3 交流体験~言語の壁を越え 深まる交流
9:00 バディと対面
10:00 トヨタ博物館 施設内見学




11:45 愛知県陶磁美術館 作陶体験




昼食


15:00 eスポーツ体験




Day4 日本文化体験 さよならセレモニー
9:30 特別体験(日本文化体験)
伝承遊び(けん玉・百人一首・折り紙など)


11:00 さよならセレモニー
無二流棒の手披露


両国パフォーマンス
立食パーティー・ざい踊り披露・盆踊り披露・体験


思い出映像上映
12:30 代表挨拶・記念撮影



13:10 お見送り

