本文
問い合わせ先/地域福祉課 Tel76-8184
行政だけでは把握できない地域のかたの悩みや課題にいち早く気づき、関係機関に橋渡しを行うのが「民生委員・児童委員」です。
今回は、そんな地域の皆さんを温かく見守る民生委員・児童委員を特集します。
一人暮らしの高齢者数は、男女ともに増加傾向で、令和2年の本市の一人暮らし高齢者世帯数は3,425世帯。また、令和2年の全国や愛知県と比較すると本市は核家族世帯の割合が高くなっています。核家族化や少子化によって高齢者や子育てをしているかたなどが周囲に相談できず孤立してしまうことが懸念されます。

民生委員・児童委員は非常勤の地方公務員です。民生委員は、社会福祉の増進のために、地域住民の立場から福祉に関する相談や援助活動を行います。児童委員は、地域の子どもたちが安心して暮らせるように子どもたちの見守りや子育てに関する相談、支援を行います。
民生委員は児童委員を兼ねており、本市では131人の委員が活動しています。また、民生委員・児童委員の中でも児童に関することに特化した主任児童委員が小学校区に2人ずつ配置されています。

子どもから高齢者まで幅広い世代の地域のかたを見守ります。特に、ひとり親家庭や70歳以上のかただけで生活している家庭には訪問を行い、必要に応じて受けられる制度やサービスなどの情報を提供します。また、訪問だけでなく、児童への登校時の声掛けや地域のかたへ積極的にあいさつを行うなど、日常生活の中でも周りを気にかけています。



不登校の児童・生徒で悩んでいる保護者とその家族が集える場。実施場所など詳細は、ホームページで
困っているかたと関係機関をつなげるメッセンジャー
民生委員・児童委員になって12年が経ちました。委員になる前は市外で過ごす時間が多かったのですが、ふと「ちょっと地元にも目を向けてみようか」と思ったタイミングと、地域のかたに「民生委員をやってみない? 」と誘われたことが重なり、始めることになりました。
地域に住む高齢のかたの見守りや声掛け、市から依頼される実態調査など、まちを歩き、人と会う機会がたくさんあります。自分の健康づくりにも役立っていますし、あいさつができる人が増えたことがとてもうれしいです。
先輩から「民生委員は困っていることを解決する人ではない。困っている人を関係機関につなげるメッセンジャーだ」と言われたことがあります。委員を始めた時は、頑張らなければと気負い過ぎていた部分がありましたが、その言葉を聞いて気持ちが軽くなったことを覚えています。今年度から、民生委員の活動内容の見直しを検討していく予定です。仕事や家庭、趣味などで忙しいかたでも活動しやすい環境づくりに取り組みます。地元が好きなかた、地域に貢献したいかたなど、声が掛かったときはぜひ仲間に加わっていただけるとうれしいです。
地域のかたが元気に安心して過ごせるように
もともと子どもが好きで子どもと関わる何かがしたいと思っていた時に主任児童委員のお誘いがありました。ボランティア活動にも興味があったため、一住民として地域に貢献できればという思いで始めました。
私が担当している主任児童委員は、特に子どもと関わる機会が多いです。あいさつ運動などで子どもたちから笑顔で大きな声のあいさつをされると、とてもうれしくなります。私も子どもたちに負けじと元気よくあいさつを返しています(笑)。
主任児童委員を続けていくうちに、幅広い世代のかたに声を掛けていただけるようになり、それが活動の励みになっています。今後も研修に積極的に参加し、自身のスキルアップにつなげていきたいです。
今の目標は、地域のかたに頼ってもらえる存在になることです。お困り事やちょっとした悩みがあるかたは気軽に声を掛けてもらえたらと思います。このまちが好きだから、皆さんが元気に安心して過ごせるように活動していきたいです。
お住まいの地域の民生委員・児童委員を知りたいときは、地域福祉課にご連絡ください。連絡先をお伝えします。
民生委員・児童委員は、民生委員法による守秘義務があります。また、退任後も守秘義務は継続します。相談内容が他の人に伝わることはありません。
病院の付き添いなどの身の回りの世話(掃除、買い物、料理、ごみ出しなど)や、ご近所トラブルの仲裁、保証人になることはできません。受けられるサービスの情報提供などをします。
特別な資格や知識は不要です。1人ではなく、同じ地域の委員や行政、関係機関と連携して取り組みます。
詳細は、地域福祉課にお問い合わせください。

民生委員・児童委員は福祉に関する相談事について、相談者と関係機関をつなぐパイプ役です。
皆さんの一番身近な相談先として、気軽に困り事をお話ください。