ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

長坂遺跡

ページID:0001901 更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示

矢田川南部にある丘陵地帯には、弥生時代から奈良時代にかけての集落遺跡と古墳群がありました。長坂遺跡では、弥生時代と奈良時代の竪穴住居と土器などが発見され、尾張旭の最初のムラがあったことが分かっています。長坂遺跡は、尾張旭市内で見つかっている中で、最も古い遺跡になります。現在は長坂遺跡公園内に、弥生時代の第18号竪穴住居跡が埋め戻されて保存されています。

第18号竪穴
第18号竪穴住居跡(発掘当時)

また、弥生時代・奈良時代の集落あとに、古墳時代になると、白山一号墳が作られました。この白山一号墳も長坂遺跡公園内で保存されています。白山一号墳は、5世紀ごろの古墳だと考えられています。

さらに、長坂遺跡公園内には、天狗岩古墳の石室も保存されています。天狗岩古墳は、長坂遺跡公園の近くにありましたが、現在は公園内に移設して保存されています。天狗岩古墳は、尾張旭市内で見つかった古墳の中では、唯一、横穴式石室をもつ古墳です。横穴式石室とは、地面に水平方向に伸びた石室(埋葬施設)のことを言い、出入り口があるために、後から追葬を行うことができます。天狗岩古墳からは三人分の遺骨が見つかっており、血縁関係のある人ではないかと考えられています。また、天狗岩古墳は、印場大塚古墳公園内で復元されています。

現在、長坂遺跡や天狗岩古墳からの出土品は、スカイワードあさひの3階にある歴史民俗フロアで見学することができます。

天狗岩古墳
天狗岩古墳の横穴式石室

所在地

尾張旭市長坂町南山

関連リンク

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が充分掲載されていましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現はわかりやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?