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更新日:2020年12月9日
市内には、火災を消火するための目的で設置された消火栓や防火水槽などがあり、これらを消防水利と言います。また、学校などに設置されたプール等の水も火災が発生したときには消火用水となります。市内には令和2年11月30日現在1,421の消防水利があり、このうち消火栓が1,124、防火水槽が281、その他の消防水利が16となっています。ここでは、市内にある消防水利などについてご紹介します。
消火栓は道路等に埋められた水道管に設置されており、一口の単口消火栓と二口の双口消火栓があります。
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消火栓の標識 | 消火栓 | 消火栓内部の様子(一口消火栓) |
消火栓が使えなくなった時や消火栓が設置されていない地域の消火活動に利用するため、学校や公園、マンション、工場などに水量が約40立方メートルの防火水槽を設置しています。
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防火水槽の標識 | 防火水槽の蓋で水槽は地下に埋 | マンホールでない防火水槽もあ |
められています | ります |
最近、消火栓や防火水槽の付近に自家用車を止めておく、いわゆる「迷惑駐車」が大変急増しています。これは火災や災害時に出動する消防車両の活動範囲を著しく制約するだけではなく、1分1秒を争う人命救助に大変障害となる行為です。また、狭い道路での違法駐車も、救急車などの緊急車両の交通を妨げることで到着が遅れ、尊い命が失われる要因にもなりかねません。交通の基本的なルールを守ることはもちろん自分勝手な違法駐車が道路交通に及ぼす影響や駐車車両の責任などについてもう一度考え、安全と円滑な道路交通の場を確保するように努めてください。
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