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直会神社
西中学校の西隣に直会神社(なおらいじんじゃ)があります。地元の人からは、「のうらいさん」とか「にょうらいさん」と呼ばれ親しまれています。ここは、悠紀斎田の直会の儀式が営まれた社殿の跡と伝えられています。悠紀斎田とは、天皇が即位するときに行われる大嘗祭に献上するお米を作る田のことを言います。そして、直会とは、お祭りの時に、神様にお供えしたお酒や食べ物を、ありがたい御下がりものとして、みんなでいただく儀式で、現在でも様々なお祭りの後に行われています。
また、直会の神様は穢(けがれ)を祓う神様なので、できものを治してくださる神様として知られています。
現在でも、3月と12月の第一日曜日の例祭には、庄中地区や印場北島地区の打ちはやし(市指定文化財)やお神楽、鳳采会のざい踊り(市指定文化財)が奉納されます。
所在地
尾張旭市渋川町3丁目(西中学校西隣)
関連リンク
- 歴史の散歩道-史跡散策コースの紹介-
- 渋川神社
- 尾張旭市の打ちはやし(市指定文化財第4号)
- ざい踊り(市指定文化財第5号)
【注】このページは尾張旭市内の史跡を紹介するページです。行事の日程等については、教育委員会では把握しておりませんので、直接神社にお問い合わせください。