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広報おわりあさひにて連載している市長のコラム「足下に泉あり!」を、ホームページでも紹介します!
昨年同様、今年のお正月を平穏に迎えることができました。
念頭に浮かぶのは、やはり一昨年の元日に発災した能登半島地震です。ご存じのように、本市は輪島市と災害協定を結んでいるご縁があり、独自の募金活動や支援物資の提供、市民祭での相互参加など、息長く交流を続けてきました。
そして、昨年10月からは半年間、嬉しいことに前年に続き、職員の中長期派遣が叶いました。今回は、女性職員が自ら手を挙げてくれました。彼女はもともと珠洲市の出身で、震災を契機に公共の仕事に就く決心をし、民間から本市に転職してくれた経歴で、まさに打ってつけの人材です。現地では深刻な住民流出が続いており、市職員の確保も極めて厳しい状況にあります。特に、女性住民からの相談では、女性の担当を要望される案件も多く、現地は大歓迎、当人も志高く元気に活躍中です。
昨年11月12日、彼女の激励を兼ね、震災後、3度目となる輪島の坂口市長を表敬訪問いたしました。想像もできない激務と拝察しますが、精力的に飛び回っておられるとのことで、まずは安心しました。
実は、私と坂口さんは、生年月日が同じなのです。誕生日が同じ人は過去に出会ったことがありますが、生まれ年まで一緒の方は初めてで、まずは、不思議なご縁の第1です。
今回の訪問に当たっては、何か新たな取組ができないか、やはり未来を託す子どもたちの交流の一択と考え、現状を調べてみました。輪島市は、分校を除き小学校が9校、中学校3校です。同市の統計上の人口は本市の4分の1、面積は20倍と様相は大きく違うのに、学校数が本市とぴったり同じなのです。何という偶然、不思議の第2!
早速、各校1対1の相対交流を提案し、ご賛同いただきました。まずは、本市の子どもたちが輪島の子どもたちに寄り添うことからスタートです。どのように育つのか、今後の展開が楽しみです。それにしても、不思議です。
▼本市の子どもたちのメッセージを坂口輪島市長に直接手渡しました。

市が直接関与する大きなお祭りは、私が会長を務める尾張旭まつり実行委員会という組織で事業決定されています。さくらまつり、あさひ夏フェスタ、市民祭、農業まつりと、四季折々の祭りが該当します。
市内では他にも各地域、神社やお寺でもさまざまな祭りが催されていて、例えば夏祭り・盆踊りですと、私が昨年参加しただけでも何と15件に上ります。
周りを見渡せば、日本は祭りに溢れています。では、この情熱の源泉は何なのでしょう。祭りの語源は「祀る」です。古来、日本人は「八百万の神」、つまりは万物に神、人知を超えた大いなる神が宿ると信じてきました。
日本の豊かな自然の恵みが、この信仰を産んだ要因であることは間違いありません。五穀豊穣と無病息災、家内安全。時代は変わっても、人々の願いは不変です。それらの根源的な祈りが、日本人の暮らしに祭りとして根付き、脈々と受け継がれてきたのです。また起源は、古事記に記された「天の岩戸隠れ」のどんちゃん騒ぎと言われていますから、もはや、日本人のDNAに刷り込まれているのですね。
ちなみに、上代は祭政一致であった名残で、政治を「政」とも言います。共通項は、お祭りパワーです。
人々の想いや祈りが、具体的な営みの姿となったものが「祭」。祭りという営みに人が集まり、繋がり、喜びを共有し、地域が結集する。伝統を糧にして、何か新しい未来が見える気がします。
さて本市では、昨今の一番の懸念が夏の酷暑です。他にも、会場の手狭さによる群集事故リスク、少子超高齢化によるマンパワーの不足などなど。祭りを持続可能なものとするためには、現実を直視して、まだ余力がある今のうちに柔軟に対応しておく必要があります。人命最優先はもちろん、「楽しく健やかな暮らし」の実現を目指し、来年度に向けて、お祭りの充実・再編のための改革を進めてまいります。
