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問い合わせ先/危機管理課 Tel76-8127
駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として、過去に大きな被害をもたらしてきた南海トラフ地震。
今後30年以内に南海トラフ地震が発生する確率は80%程度(地震調査研究推進本部。令和7年1月1日現在)となっています。9月1日は防災の日です。今回は、避難方法の一つ「在宅避難」を特集します。
市では、最大避難者数(8,262人)の3日分の食料品を備蓄していますが、全市民約8月4日万人に対応できる量の備蓄は困難です。公的支援(公助)には限界があるため、一人一人が防災を意識し、災害への備えを行うこと(自助)が重要となります。
また、いざというときに慌てないよう日頃からの備えと避難場所の確認が重要です。「避難」とは「避難所に行くこと」ではありません。「難を避けること」です。災害が起きた際、自宅に倒壊や火災の危険がない場合に、避難所へ避難するのではなく、ストレスの少ない自宅で避難生活を送る「在宅避難」という選択も検討しましょう。
住み慣れた環境で避難できる在宅避難は、小さなお子さんやペットのストレス軽減にもつながります。
ただし、自宅周辺の災害リスクが高い場合や、自宅の安全性が確保できないときは避難所へ避難しましょう。
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昭和56年5月31日以前に着工された建物(旧耐震基準)は、大規模地震が発生すると倒壊の可能性があります。
また、家具が転倒するとけがの原因や避難経路を妨げる原因になります。
屋根を軽くする
重い瓦などの屋根材を金属板などの軽い材料に変更
筋かいなどを設置し、壁を補強
新たな基礎の打ち直しやひび割れの補修を実施
吊り下げている照明器具などが落下しないように、ワイヤーやチェーンで固定
家具が倒れないように、家具と天井の隙間に設置
戸棚の扉が開かないように、留め具を設置
倒れるのを防いだり、飛んだりしないように、家具、家電を壁などに固定
割れたガラスが飛び散らないように、窓ガラスやガラス窓のある家具などに貼付
問い合わせ先/都市計画課 Tel76-8158
一定の要件に当てはまる木造住宅の耐震診断や改修費の補助、ブロック塀等撤去工事費の補助
問い合わせ先/危機管理課 Tel76-8127
一定の要件に当てはまるかたに、家具の転倒を防止する作業を支援
問い合わせ先/公園農政課 Tel76-8161
既設のブロック塀などを新たに生け垣に転換するかたで、一定の要件に当てはまる場合に助成金を交付
できれば1 週間分の用意を
※3日に限らず、1週間程度は電気、ガス、水道といったライフラインが停止する可能性があります。
普段食べている食料品や使用している日用品を少し多めに買い置きし、賞味期限や使用期限の古いものから消費し、消費したものをすぐに買い足すことで一定の量を備蓄していく方法。
日常的に使用するものを買い置きするため、普段の買い物の範囲で備蓄ができます。また、消費と購入を繰り返すことで備蓄品の鮮度が保たれ、災害時にも日常生活と近い食生活を送ることができます。
消費と購入を繰り返すため、賞味期限が比較的短くてもよい
軽くてかさばらず、収納場所に困らない
ミネラルや食物繊維の補給になる
タンパク質を多く含み、食事のメインになる
指定避難所に提出することで、避難者として登録され、物資の支援を受けることができます。
支援物資は、登録した避難所へ取りに行く必要があるため、自宅近くの避難所に提出することをおすすめします。
ガスが使用できなくなっても、カセットこんろ・カセットボンベが備蓄されていれば、温かい食事を取ることができます。
1人1週間あたり、カセットボンベ約6本の備蓄が必要となります。ボンベの使用期限は約7年なので、注意しましょう。
できれば1 週間分の用意を
食料品の備蓄をされているかたは多いかと思いますが、意外と忘れがちなのがトイレ処理剤の備蓄です。災害直後は水などのライフラインの復旧に時間を要する場合も大いに考えられます。トイレに行く回数を減らすために水分を取らないことで体調を崩してしまうことも。能登半島地震でも大きな問題となったのがトイレです。
もしものときに安心してトイレに行けるように、トイレ処理剤も必ず備蓄しましょう!
使用後、汚物袋が濡れることなく取り出せる。簡易トイレが不要になるまで交換不要
楽しく防災を学べる実演や体験、展示などを実施します。
とき 10月26日(日曜日)9時~12時
ところ 三郷小学校
みんなで地域の防災意識を高め、安心できる「まち」をつくりましょう。ぜひ、家族でご参加ください!