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就任あいさつ
この度、令和4年第5回(9月)尾張旭市議会定例会におきまして、議会の同意をいただき、尾張旭市教育委員会教育長に再任されました。その職責の大きさを実感するとともに、身の引き締まる思いでございます。
令和に入り、そしてさらに新型コロナウイルス感染症の影響も受け、教育を取り巻く環境は大きく変化し、新たな学びへと変革が求められています。
国の中央教育審議会答申では「令和の日本型学校教育の構築を目指して」が示されました。予測困難な時代に向け、一人一人の児童生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値ある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが必要とし、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実していくことを目指しています。
こうした変革に遅れることなく、これまでの尾張旭市の教育の実績を踏まえ、着実に歩んでまいります。誰一人取り残すことなく、そして変化に耐えうる人の育成に努めるとともに、引き続き、教育に関する課題の解決に向け、万里一空の精神で取り組んでまいりますので、皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和4年10月
尾張旭市教育委員会教育長 河村晋