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令和6年度 市長、小学校に行く!

ページID:0035251 更新日:2024年9月6日更新 印刷ページ表示

 

渋川小学校

令和6年6月26日(水曜日)に訪問し、小学6年生(58名)と「ずっと住みたくなる尾張旭にするためには」というお題で意見交換を行いました。

市長、小学校に行く!市長、小学校に行く

授業見学

意見交換前に、校長先生に校内を案内いただき、授業を見学しました。

授業見学授業風景

意見・提案

「公園」「イベント」「交通」「特産品」の4つのテーマについて、6年生から意見・提案をいただきました。

 

テーマ

意見・提案 市長コメント
1 公園 遊具をもっと作ってほしい。 ・公園は小さい子ども・小学生・高齢者など対象者によって希望される遊具などが違うため、限られた敷地の中でどのような公園を作るのか、ターゲットを誰に絞るのか、非常に難しい。
・使えるお金を振り分けて、行政として皆さんの生活をどうやって支えていくか、知恵を絞って考えている。遊具も希望どおりにすぐ作ることはできないが、要望に応えられるよう努力はしていきたい。
激しいアトラクションのような遊具が欲しい。
2 イベント もっとマスコットキャラクターや有名人が来るイベントを開催してほしい。 ・今年はあさぴーが20周年を迎えるため、色んなイベント開催を考えている。市民祭でも他の自治体のゆるキャラとのコラボも検討している。
・市ふるさと大使のTOMOさんに子どもたちと一緒に踊れるダンスを作ってもらっているので、完成したら披露したい。
工作や化学実験とかの体験ができるイベントを開催してほしい。 ・ゼロから物を作るという体験ではないかもしれないが、少し手を加えると完成する体験ができるイベントはいろんな所で実施している。
・いろんな体験を集めたイベントも実施できないか、今後検討していきたい。
3 交通 踏切がないところに踏切を付けてほしい。 ・踏切はとても重要だが、交通を遮断することにもなる。また、生活道路でほとんど人が通らない小さい道は設置していない所もある。
・バランスを考えて設置しているが、安全性を考えると設置は必要と思う。
デコボコしている道路を直してほしい。 ・補修しても次から次へと古くなる箇所が出てくるが、道路がデコボコしていると事故にもつながりかねないので、お金をかけてしっかりと補修していきたい。
駅が少ないので、増やしてほしい。 ・尾張旭駅を真ん中とすると、市境まで約2.6km。その中に、4つの駅がある。
・駅が少ないと感じる方がいるのであれば、駅まで行きやすくするような対策を検討していく必要はあると考えている。
4 特産品 いちじくを使った製品を作ってほしい。 ・今「旭色プロジェクト」でいちじくを使った商品をいろんなお店に作ってもらっていて、今後も増やしていきたいと考えている。
・お店にあさぴーのシールが貼ってあるお店は、いちじくや紅茶を使ったオリジナルの商品があるので、ぜひ行ってみてほしい。
・ふるさと納税で以前いちじくも出していたが、人気がありすぎて売れてしまうため、今はふるさと納税に回せる分がない。
・若い生産者も出てきているため、まずは農家の方にいちじくをたくさん作ってもらって、尾張旭市だけではなく市外の方にもたくさん食べてもらいたいと考えている。
ひまわり畑を作ってほしい。 ・市長に就任した時から作りたいと思っているが、過去にうまくいかなった経緯がある。
・市の花でもあるため、研究してまたチャレンジしたいと考えている。

 

市長からのメッセージ

 今年の元日の能登半島地震があり、多くの方が亡くなられて今も困難な生活を送っている方がたくさんいる。尾張旭市は輪島市と災害協定を結んでいて、お互いに災害時は助け合いましょうと約束していた。国からの要請で水のタンク車や消防職員の派遣なども行うと同時に、独自の支援として寄付金を集めた。この小学校でも募金活動をしてくれて、感謝している。3カ月で集まった1,620万円と市からの100万円を、3月27日に輪島市長さんに直接目録としてお渡ししてきた。学校の募金活動は、子どもたちが提案してくれて実施されたと聞いている。自発的に手を挙げて困った人たちを助けようとしてくれたことに、感動した。輪島市長に渡すときは、とても誇らしい気持ちだった。そのような気持ちが市民の皆さんにある限り、尾張旭市は大丈夫ではないかと思う。また、この渋川小学校は、トンガ王国が火山被害を受けたときに積極的に募金活動をしてくれて、当時の4年生が主体となってメッセージを書いてくれた。皆さんの善意が垣間見えた。そのような街であることをとても嬉しく、誇らしく思う。
 尾張旭市は、民間の調査「住み続けたいランキング」で愛知県の中で6位。「災害に強い街ランキング」では、4位。満足度は高い街であるとは思われるので、今後も皆さんが住みやすい街となるよう、皆さんが大きくなって他の地域に出たとしても、終の棲家として尾張旭市を選んで戻ってきてもらえるよう、今のうちに良い街にしていきたい。そして、いつまでも困った人を助けられる温かい気持ちを持った街であってほしいと思う。
 皆さんは来年は中学生になり、新しい階段のステップを上がっていく。夢を持っている子も、不安に思っている子もいると思う。皆さんに平等にあるのは、「時間」だと思う。これから悲しいこと、悔しいことがたくさんあると思うが、長く苦しむことはない。ゼロからやり直せる無限の可能性がある。それだけは忘れず、これからの人生頑張って生きていってほしいと思う。

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