本文
11月11日(火曜日)に訪問し、6年生と「住んでいて”ワクワク”する尾張旭にするためには」というテーマで意見交換を行いました。
テーマに沿って意見交換を行いました。
| 意見・提案 | 市長コメント |
|---|---|
| 尾張旭市花火大会をつくる。 |
尾張旭市でも昔は花火大会を実施していました。大きな花火大会を開催するにあたり、一番問題となるのは、花火を見ようと多くのかたが集まるので、そこに住んでいる人の生活が非常に難しくなることです。また、群衆流れなどの危険も伴います。 |
|
イベントを増やす。(具体的なイベント案は、駅前、スカイワードあさひ、あさひ城のイルミネーションやライトアップといった冬のイベント) |
市内では、季節ごとにお祭りが開催されていますが、現在お祭りを見直しています。年間に何度もお祭りを行っている人にとっては手間がかかり、大変です。 |
|
いちじく専門店や紅茶専門店をもっと増やす。 |
市では、特産品として「朝採り完熟いちじく」をPRしています。完熟したものを朝採って新鮮なまますぐ食べられるという特徴があります。市内には2つの大きな農園があり、8月中旬~10月中旬に出荷されます。すごく人気があり、作った分すべて売れるという状態です。そのためもっと広くアピールし、販売したいですが、生産量的には限界です。生産量が増えてこれば、いろいろな使い方が出てくると思います。 |
|
あさぴー号の運行本数を増やす。 |
あさぴー号は市内を4系統で運行しています。今一番の問題は運転手不足です。「2024年問題」というものがあり、運転手の労働時間の上限が規制されました。そのため、人数を増やさないといけなくなりました。また、「2025年問題」という少子超高齢化の問題もあります。だんだんと運転手のなり手自体も少なくなるということです。 |
皆さんからの意見、大変勉強になりました。ありがとうございました。
尾張旭市は、先日発表された「住み続けたい街ランキング」で県内4位でした。皆さんには、尾張旭市に住んでいることに誇りを持っていただきたいと思います。
市には第六次総合計画という大きな計画があり、そこに目指すまちの未来像をうたっています。「幸せつむぐ 笑顔あふれる 尾張旭」です。これを目指してすべての施策は動いています。ぜひ、覚えてほしいと思います。
皆さんは来年中学生になります。不安があることに悩む必要はありません。今後皆さんが成長していく上で、思い通りにいかないことや、泣きたくなるようなことがいっぱいあります。そのときは立ち止まってください。一歩下がってもいいです。ただ、前だけは見て、行けると思ったら一歩前へ進み、自分のペースで確実に歩んでいってほしいと思います。
人生において、成功の反対は何もやらないことです。何もやらなければ成功もあり得ません。自己責任でチャレンジをしてください。チャレンジすることが大切です。
皆さんには無限の可能性があります。この先いくつもの分岐点があります。それを迷いながら前に進んでいくこと自体が人生です。これに価値があります。やりたいことに向かって進んでいくプロセスこそが重要です。
将来、尾張旭を、日本を、世界を背負っていく人材になっていただくことを大いに期待しています。
7月4日(金曜日)に訪問し、6年生と「住んでいて”ワクワク”する尾張旭にするためには」というお題で意見交換を行いました。
「楽しい」「便利」「安全・安心」の3つのテーマについて、6年生から意見・提案をいただきました。
|
テーマ |
意見・提案 | 市長コメント | |
|---|---|---|---|
| 1 | 楽しい | 尾張旭市の紅茶をペットボトルにして全国に売り出してほしい。 | 尾張旭市が紅茶で有名なことを知っていてくれてうれしいです。尾張旭市は、日本紅茶協会が認定する「おいしい紅茶の店」が15店舗あり、日本一多いです。市内で紅茶を生産していないので、全国販売はできませんが、皆さんもぜひ「おいしい紅茶 日本一のまち」として尾張旭を広めてください。 11月1日は紅茶の日です。なぜ紅茶の日なのかは、9月号広報おわりあさひの私のコラムで書いています。自宅に届く広報誌、ホームページにも掲載するので、ぜひ読んでもらいたいと思います。 |
| 図書館の本の種類を増やしてほしい。 | 本に興味を持ってくれていて、大変心強いです。 図書館には8万冊の本があります。図書館では、リクエストを受け付けていますので、読みたい本があったら伝えてください。 特に皆さんの年頃のときにどれだけ本を読んだかということが大人になったときに自分の力に差がつきます。皆さんの成長のために本は重要であり、精神的な栄養です。一冊でも多く読んでほしいと思います。 |
||
| 農業の体験事業を増やしてほしい。 | 農業に興味を持ってくれていることをうれしく思います。 城山野球場の南側に市で持っている「ふれあい農園」があり、市民の皆さんが借りて野菜をつくります。野菜を作ろうと思ったらやってみてください。 また、JAでは「親子で学ぶ農業塾」を開催しており、ナスやトマトをつくる農業体験をします。植え付けから管理、収穫まで教えてくれます。興味があったら応募してみてください。 |
||
| 2 |
便利 |
商店街を作ってほしい。 | 商店街は楽しいですよね。私が子どもの頃は、三郷駅の前にたくさんのお店があり、今ここを再開発しようとしています。三郷駅の南から瀬戸街道までを再開発して、マンション、商業施設、市の施設を入れた建物を作ろうとしています。近くにロピアもオープンし、新しいまちをつくっていくので、人が集まれば、個人でお店をやってみようかなという人が出てくるのかなと思っています。 |
| 高校を作ってほしい。 | 尾張旭市は小さな面積に8万4千人が住んでいる、生活するには効率が良い自治体です。そこに旭野高校があります。不便かどうかで考えれば、尾張旭の中で考えればそこまで不便ではないのかなと思います。また、高校は一つ一つに特色があります。同じことばかりを教えているわけではなくて、力を入れているものがあります。皆さんが高校を選ぶときには、どんな高校に自分が行きたいか、自分が何を勉強したいか、何をやりたいかということも思いながら高校を選んでくれたらと思います。 | ||
| 中学生は全員自転車通学にしてほしい。 | 自転車での通学は、歩くより早くて便利かもしれませんが、交通事故がとても心配です。我々としては、皆さんの安全安心を守ることが一番であると考えています。また、歩くことで、近所の方との交流や、風景などを楽しんでほしいと思います。 | ||
| 3 | 安全・安心 | 夜道を明るくしてほしい。 | 皆さんが安心して暮らしていけるかどうかということは、尾張旭の中で最重要テーマとなります。防犯灯・防犯カメラの設置については、町内会や自治会のかたと協力しながら一生懸命進めていきます。気づいた点があれば町内会や自治会を通して市に教えていただきたいと思います。 |
| 市内の避難訓練をしてほしい。 | 小学生のうちから防災意識をもってくれていて、とても頼もしいです。市内では、自主防災組織が毎年各小学校区ごとに防災訓練を実施しています。一部の小学校区では、災害が発生したことを想定して指定避難所(各小学校)へ避難し、避難所の開設訓練や避難所での宿泊訓練などを行い、災害発生時の対応を確認しています。また、市では、毎年総合防災訓練を行っており、今年は10月26日(日曜日)に三郷小学校で行う予定なので、ぜひ参加してください。 | ||
| 歩道・車道を広くし、道路の白線をしっかりつけてほしい。 | 歩道や車道が広いことは、安全安心のほか、市の魅力につながると考えています。車道や歩道を広くするためには、私有地を購入し、道路全体の幅を変える必要があるため、即座に整備することは難しいですが、側溝にふたをかけ、歩行者の歩くスペースの確保に努めています。消えかけている白線は、毎年エリアを決めて、順番にきれいに引き直しています。 | ||
目指すまちの未来像「幸せつむぐ 笑顔あふれる 尾張旭」に向かって精一杯がんばっていきますので、皆さんもこれからしっかりこの尾張旭を支えていただきたいと思います。
来年中学生ですね。楽しみと不安がいろいろ混じっていると思います。不安があることに悩む必要はまったくありません。今後皆さんが成長していく上で、思い通りにいかないことや、くやしいこと、泣きたくなるようなことがいっぱいあります。そのときに焦ることはまったくありません。立ち止まってください。一歩下がってもいいです。
ただ、そのときに前を向いて、もう大丈夫だなと思ったら勇気を出して一歩前へ進んで自分のペースでゆっくり歩いていってほしいと思います。失敗とか挫折、そのひとつひとつが皆さんの宝物になります。今はつらいかもしれませんが、必ず将来それが皆さんの宝物になって帰ってきます。
皆さんの持っている一番の強みは、未来に向かう時間の長さです。人生において、成功の反対は何もやらないことです。何もやらなければ成功もあり得ません。迷ったときは周りに相談し、自己責任で判断をして、チャレンジをしてください。チャレンジをしないと何もはじまらないということです。
皆さんには無限の可能性があります。何に情熱を注ぐか、その対象を探し続けることが重要です。実際に何をやるかではなく、何をやるために何をするか。その過程が重要です。そのプロセスの中に皆さんの生きる意味が出てきます。決して、目標が見つからないとか、やり遂げられないとか、そうしたことに悩む必要はありません。それに向かって努力すること自体が豊かな人生だと思います。
皆さんの未来に期待しています。