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令和7年度市長を囲む子ども会議

ページID:0047510 更新日:2025年9月16日更新 印刷ページ表示

 市内中学校の生徒12名が市役所に来訪し、市長・教育長と「私が推す尾張旭の魅力と広めるために自分たちができること」について意見交換等を行いました。会議前には市長室や議場の見学も行いました。

集合写真議場集合写真

会議の様子1会議の様子2

会議の内容

旭中学校

4名(3年生3名、2年生1名)が参加してくれました。

旭中学校集合写真

森田 陽斗さん(3年)「私たちの誇れる尾張旭!

 
 私が思う尾張旭の魅力は、名古屋まで電車一本で行ける便利な立地と、おいしい紅茶日本一のまちであるということです。また、WHOの健康都市にも認定されており、健康的な生活環境が整っていることです。尾張旭市の魅力を広めるために自分たちができることは、尾張旭市の紅茶店に足を運び、レビューを書いてその魅力をSNSで発信していくことです。それを積み重ねていくことで、有名になっていくと思います。また率先して健康や紅茶についてのイベントやフェスなどに参加することで、自分自身が尾張旭の魅力を知り、体験できると同時に、次の世代の人まで魅力が伝わっていくと思います。これらの活動などを通して尾張旭の魅力を広め、町を明るくしていけると思います。  
  • 市長

     健康都市は、単純に「健康」と「都市」という単語をくっつけたものではありません。WHO(世界保健機関)の提言に「まちごと健康になりましょう」と、そうするとそこに住んでいる人が健康になりますという理念があります。これを受け、平成15年に健康都市連合、平成17年に日本支部ができました。尾張旭市は日本支部ができたときに一番先に手を挙げた市で、健康都市というまちづくりについては日本で一番歴史がある、ノウハウがあるまちです。健康都市については、21年の蓄積をもって頑張っています。
     昨年世界大会がソウルであり、本市はWHOから1つ、健康都市連合から2つ賞をもらいました。賞を3つもらった都市は尾張旭市だけです。少子高齢化社会を迎える中で健康について考えていく非常に時代にあった理念と思っています。引き続き力を入れていきたいと思います。

中田 実乃理さん(3年)「あさぴー号の魅力を楽しく実感

 私が推す尾張旭の魅力は、住みやすさです。住みやすい理由はたくさんありますが、その中でも私はあさぴー号を推します。なぜなら、あさぴー号を利用することで、市内だけでなく、市外にも効率的に移動することができ、とても便利だからです。私も、友達と遊びに行くときなどによくバスを使っています。
 このあさぴー号の魅力を広めるために、スタンプラリーを開催すると良いと思います。具体的には、尾張旭市の公共施設や、旭色に参加する飲食店などにスタンプを設置して、それらの場所を巡ってもらうというものです。スタンプラリーの地図に、私たち中学生が考えるその場所のおすすめポイントなどを掲載して、尾張旭の魅力を私たちの視点で伝えると良いと思います。そして、交通手段にあさぴー号を利用してもらうことで、あさぴー号の魅力がより多くの人に伝わると思います。
 以上より、私はあさぴー号の魅力を広めるためスタンプラリーを行うと良いと考えます。

 
  • 市長

     少子高齢化、人口減少を迎えている我が国においては、この流れは変わりません。行政としては、高齢者が増える中で、そういった方たちの移動手段をどうつくるのか、残していくかが大きな課題になります。コミュニティバスは一番確実な手段だと思います。市のあさぴー号は4系統で、6台のバスで運行しています。市の面積は21平方キロメートルで、非常に狭いところに人口8万4千人弱いますので、乗車効率が高いです。そのためコミュニティバス事業自体の経営効率は良く、将来的にも期待をしています。
     旭色とのコラボですが、大変魅力的なアイデアだと思います。考えたこともありますが実現には至っていません。アイデアをいただいたので、検討を考えたいと思います。

勝又 愛未さん(3年)「尾張旭の魅力とさらなる発展へ」 

 私が推す尾張旭の魅力は、各季節に合わせたイベントが豊富にあるところと、子どもが遊ぶことのできる施設が充実しているところです。春・夏・秋にはお祭りが、冬には市民ジョギング大会などがあり、市全体で季節の訪れを楽しむことができると感じています。また、市に数多くある公園や児童館で子どもたちが伸び伸びと楽しそうに遊ぶ姿がよく見受けられます。以前、農協で市内のお店と市が共同開発をして作られた「ぼーの×ぼーの」などの製品を見かけ、購入したことがありました。このような尾張旭の魅力を発信する製品を、市内の中学生たちが案を出し合い、市と市内の飲食店と協力してもらってともに作成するというのはどうでしょうか。これをきっかけに生徒たちは製品を考えるにあたって尾張旭についてより深く学ぶことができ、製品をつくる大変さを理解し、その中で楽しさを見い出すことができるようになるのではないでしょうか。

 
  • 市長

     旭色プロジェクトでは、市内のお店で特に紅茶といちじくという尾張旭の特色を出せるものを使った食べ物などの商品開発を進めています。最新では55店舗のお店が協力をしていただき、新しい商品が開発されています。その中でいくつかでも売れ筋として残ってもらえるとうれしいなと思います。そういったトライをしつつ何か生き残れるものを模索している状況です。ぜひ、アイデアあれば市政ポストやホームページから意見をいただければうれしいです。

林 夏希さん(2年)「中学生が楽しく過ごせる尾張旭市

 

 私が思う、尾張旭市の魅力は、私たち中学生が楽しく過ごせる環境があるということです。その理由は、大きく二つあります。まず一つ目は、ふらっとという施設です。体育館があり、学習できるスペースがあり、さらに友達と気軽に遊べるところです。私の父は、市外に住んでいたのですが、この施設に、とても魅力を感じていました。最近は暑さにより部活がなくなることもあり、部活以外で運動できる施設があるのは、本当に助かっています。二つ目は、城山公園です。小さい子から中学生も遊べる遊具、この公園で行われる多くのイベント、室内もあり、とても遊びやすいです。また、これらを広めていくために、私たちは、施設の使い方を正しくしていく必要があります。また、ふらっとのような施設を、そのままの規模でなくてもよいので、友達と勉強できたり、室内で話したいなと思ったときに行ける施設を提供していただくことを検討してほしいと思います。

 
  • 市長

     年齢によってどういった施設がフィットするかを考えることは大変で、全ての年齢に合わせて施設をつくるというのも難しいです。そのため、全てを行政が用意するのではなく、民間の力を借りて子どもたちの居場所を探すのも一つの手だと思っています。
     友達と勉強やお話ができる施設というのも悩ましいところがあります。静かなところでないと勉強できない人もいますし、ちょっと騒がしい方が集中できるという人もいます。どこで線引きをするかが悩ましい問題です。子どもの居場所を年齢に合わせて、いろいろなパターンで準備していくことを検討したいと思います。
     本市では、子どもの居場所として21か所設定しています。これらも活用し、今後も皆さんが互いに交流できる場所をつくっていければと思います。

東中学校

4名(3年生2名、2年生2名)が参加してくれました。

東中学校集合写真

野村 美友さん(2年)「自然豊かな尾張旭

 

 私が推す尾張旭の魅力は豊かな自然です。自然に囲まれている旭丘小学校に通っていたせいか、私は自然が大好きです。虫や鳥、蛙の鳴き声、維摩池や濁池、矢田川、美しい田畑、猿投山や伊吹山、御嶽山が見える風景を壊したくありません。夏には青く秋には色づくイチョウやナンキンハゼの街路樹も綺麗です。全国にはメタセコイアやイチョウ並木が観光地になっている地域もあるので、尾張旭も公園の木や街路樹を整備してさらに景観が美しい街として有名になると良いと思います。
 そして、その美しい景観の下に、人々が活き活きと暮らしているのが尾張旭の魅力だと思います。そのために、今自分ができることは、ごみのない街にすること、田畑を守るため地元の農作物を食べること、市外に住む友人にSNSなどを通じて美しい景観を広めること、そして活き活きと暮らすため勉強や運動に熱心に取り組むことではないかと考えます。

 
  • 市長

     面積の小さい尾張旭市に住んでいる皆さんの感覚として自然豊か、緑が多い、そうした印象を強く持っていただいていることに、非常にうれしく思います。そこが本市の強み、セールスポイントと思います。
     提案いただいた環境の維持、保全は最重要課題の一つで、昨年春に環境基本計画をつくり、どれだけ自然を維持していくか、どうやって維持していくかをうたっています。
     自然は放置しておくと人を寄せ付けない自然になります。それでは自然の豊かさを人間は受け取ることができません。自然は管理されていてこそ、私たちは自然を感じることができると思っています。行政はそこを適正に維持していくことが重要となります。
     地元の農産物を食べるというのは地産地消といって、学校給食なんかでも取り入れている概念で、引き続き推進していきます。

中村 夏美佳さん(3年)「無形文化財の魅力に目を向ける

 
 尾張旭市には多くの無形文化財があります。棒の手や馬の塔、打ちはやし、ざい踊りなどの無形文化財があり、どれも魅力のあるものばかりです。その中でも私はざい踊りを小学2年生から習っていて今でもイベントなどがある時はいつも参加しています。参加していて思うことがいくつかあります。一つ目は、小学生などの子供が少ないことです。近年、継承者の高齢化が徐々に進んでいて、年々参加してくれる子どもの数も減少傾向にあります。それに対して、会員募集の規模が小さく、募集していることすら知らないという生徒がいるのが現状です。二つ目は、発表を見る人がとても少なく、特に若者世代が少ないということです。大きなイベントでも若者世代はとても少なく、無形文化財に対しての関心のなさがよく伝わります。このことから、無形文化財の魅力が伝わっていない、関心が薄いことが分かります。つまり、私たちは昔からの文化に目を向け、次の世代へつなぐ必要があるのです。  

 

  • 市長​

     私の子どもの頃は、棒の手に関しては子供会で自動的にやっていたというか断る感覚はまったくなくやっていました。地域に残すべき貴重な文化というのは、私たち地域の人間がそれらを大切にしないと消えていってしまいます。行政だけでなく、いかに地域の人が関心を持って守っていくかということが重要で、行政としてはそうした取組を続けていきたいと思います。

  • 教育長​

     市は、ざい踊りや棒の手を推しており、一生懸命PRしています。しかしながら、若い人が入って来ないという現実があります。尾張旭は徐々に昔から住んでいる人より新しく住んだ人が増えてきています。その中で、昔からのことを伝えていくことが難しい課題で、若い人や新しく来た人たちに知ってもらうことが大切と思います。
     私は無二流をやっています。多くの人に知ってもらうために頑張っていることは毎年小学校や保育園で教えています。またYouTubeにも流しているほか、大阪・関西万博でも広めてきました。
     無二流は、今年のお祭りに初めて女性が40人出ます。先輩たちがつないできたものを長く続けるには、今の時代にあったものに変え、その魅力を伝えていく必要があると思います。ぜひ、尾張旭の文化をみんなにもつないでいってほしいと思います。

阿部 志信さん(2年)「自然あふれる尾張旭市

 
 僕は、緑や自然が豊かなところが尾張旭市の魅力だと思います。市内には、森林公園をはじめ、多くの自然豊かな公園や場所があります。僕の家の周りにも多くの田んぼがあり、今の季節ではトンボが飛び交っていたり、カエルの声が聞こえてきたりします。このように、豊かな自然は、多くの生物のすみかになっています。そんな自然あふれる尾張旭市のことが、僕は大好きです。広めるために、僕は名古屋市などにも友達がいるので、そういった人たちに尾張旭の自然を広めたいと思います。なぜかというと、僕が友達に伝えると、その人たちもまたその人たちの友達に伝える、というようにどんどん魅力が伝わっていくと思うからです。このような理由から、僕は尾張旭市の自然を違う市の友達に伝えることで広めようと思います。  
  • 市長

     市が管理している都市公園、ちびっ子広場などは全部で133か所あります。面積の小さい尾張旭に多くの公園などがあり、そこに虫や鳥、池には魚もいて、ため池も7個あります。それらを今後も守り続けていきたいと思います。
     行政もLINEやXやInstagramをやっています。皆さんにお願いしたいことは、皆さんの友人に情報を発信してほしいということです。ウインザー効果といって、当事者よりも第三者が発言したほうが情報の信頼度が高いという理論があります。皆さんが皆さん自身の感想を発信することで、受け止めた人たちが本当に尾張旭はいいまちだということを信じてくれます。どんどん発信してもらえるとありがたいです

馬原 彪さん(3年)「自然と共生

 
 「ひまわり」市の花です。尾張旭市には大きな公園がたくさんあります。その中で最も大きいのが、北部にある森林公園。その中には希少植物があり、生物がたくさんいます。
 僕はそれが好きだ。未来でもこの豊かさを守っていくべきだと思う。それを広めるため、これから出会う市外の人たちに、この自然と共生していることを自慢していきたい。そのために今できることは、ごみを拾ったり、自然の知識を持ちたいと思う。願わくば、もう自然を壊して道路を作ってほしくないです。日本一空気が綺麗な市に選ばれますように。
 
  • 市長

     共生という言葉がありました。人間がどれだけ自然と関わっていくかという言葉と思います。どれだけ自然のことを理解するか、正確に勉強できているかがポイントと思います。私はひまわり畑をつくりたいと思っていますが、ひまわりをひまわり畑まで育てあげるには相当技術が必要で、実現できていません。自然と共生というのは奥が深く、単純に緑が多い場所に住んでいれば自然と共生しているというわけではなく、常に勉強していくということが必要だと思います。今後メインとして取り上げるべきテーマが自然との共生だと思います。興味があれば勉強を深めてほしいと思います。

 

西中学校

4名(3年生3名、2年生1名)が参加してくれました。

西中学校集合写真

室井 千世さん(3年)「世代を超えてずっと住み続けたくなる魅力的な市を目指して

 

 尾張旭市の魅力は、自然と人の温もりが調和する点にあると思います。特に城山公園や森林公園など、四季折々の景色は心を癒してくれます。また、地域イベントや高齢者とのふれあい活動では、世代を超えたつながりが育まれています。例えば、市の広報番組「知ってる!わたしの尾張旭」では、地域の歴史や人々の思いを紹介し、共感を呼んでいます。

 私たち中学生がそれら市の魅力を広めるためにできることは、写真や動画で地元の自然やイベントを記録し、SNSや学校内の発表会で発信することです。

 また高齢者や地域の方へのインタビューを通じて、昔からの尾張旭の魅力を掘り起こす活動もしてみたいです。世代を超えて地域をつなげる橋渡し役として、楽しく学びながら尾張旭の魅力を広げていきたいと思います。
 
  • 市長
     室井さんのテーマ自体が本市のめざす目標と思います。ある住宅メーカーが出している「住みここちランキング」で尾張旭市は名古屋市を除くと愛知県内で7位です。全国でもけっこう高く、上位11パーセントに入っています。愛知県は豊かなまちが多く、レベルが高いです。その中で本市は7位。これをすごいと思った皆さんがどうPRしていただけるか、ぜひ力を貸してほしいと思います。皆さん一人一人がいろいろなツールを使って尾張旭の自分が気に入った魅力をアピールしていただけるとうれしいです。

寺田 愛さん(3年)「子育てしやすい町づくりに向けて

 

 私が思う尾張旭の魅力は紅茶がおいしい、イチジクがおいしい、交通の便がいい、ファミリー層に人気なところだと思います。
 そこでファミリー層に人気なところに目をつけてもっと子育てをしやすい町をつくることが大切だと思います。
 例えば、子どもたちが暑くても雨でも安心して遊べる室内の遊び場を作って、その施設の中で紙おむつを無償提供すると良いと思います。また、私が小さいときは田植え体験などがあって今思えば貴重でいい経験ができたので、市内の田んぼで実現できたらいいと思います。
 そういう小さい子から大人まで楽しめるような体験活動などをもっと取り入れると良いと思います。

  • 市長
     
     本年度、本市は最重要施策の一つを子育て・教育としています。未就学児を対象とした子育て支援センターが市内に7か所、18歳未満を対象にした児童館は各小学校区にあり、9か所あります。また、「赤ちゃんの駅」を市内に24か所設定していますので、皆さんに使っていただけるよう力を入れていきたいと思います。おむつの無償提供というのは思いつきませんでしたので、担当部署で検討してみたいと思います。
     市内で田植え体験はできませんが、農協で田んぼでの稲作体験や夏野菜の栽培・収穫体験ができるプログラムを提供しています。体験活動は、市でしめ縄づくりやみそ作りを行う農政講座を実施していますので、参加していただけたらうれしいです。

矢木 乙羽さん(3年)「市民一人一人がPR大使になるために

 
 私が推す尾張旭市の魅力は自然に恵まれており、交通の便が良いこと、また、伝統文化も残っていることだと思います。森林公園や城山公園など、緑と水が豊かであり、名古屋市や豊田市などへのアクセスも便利です。伝統芸能である棒の手は三百年の歴史を持ち、秋祭りでは餅投げなども併せて行われて盛り上がるため尾張旭市の魅力の一つだと思います。私たちが尾張旭市の魅力を広めるためにできることは、市の魅力を中学生が小学生に伝える機会を作ることだと思います。私たちが小学生に魅力を伝えるために、尾張旭市のことをより理解し、調べることで私たち自身が尾張旭市の魅力に気づくことができ、小学生にも魅力を広めることができ、市民が魅力に気づくことで尾張旭愛が深まり、将来市の外へと広めることへ繋がると考えました。市民一人一人が尾張旭市の魅力を理解しPRできるようにしていきたいです。
  • 市長

     情報発信は、行政だけでは及ばない部分を市民の皆さんにお願いしたいということと、知名度の高い方に本市をPRしてもらいたいということで、ふるさと大使という制度をつくり、「DA PUMPのTOMOさん」「津軽三味線奏者の岡野兄弟」「タレントの青木さやかさん」の3組に委嘱しています。SNSでの発信やイベントで尾張旭市のふるさと大使をやっていますとアピールしていただいていると同時に本市のお祭り・イベントに参加し、まちににぎわいを創出し、盛り上げていただいています。
     私は広報誌に「足っ下に泉あり」というコラムを書いており、令和7年10月号にふるさと大使、令和6年7月号にTOMOさんについて書きました。コラムは市ホームページで過去に書いたものも読めますので、ぜひ読んでほしいと思います。

  • 教育長

     中学生の皆さんが小学生にいろんなことを教えるというのは良いアイデアと思いました。中学生の皆さんが小学生に教えるためには魅力を堀り下げて学ばなければいけないからです。そうすることで魅力の本質に触れることができます。
     また、どういう機会に調べるのか、伝えるのかということを学校の先生と相談していく必要があります。
     そのほかにも、転入してきた方や市外の方に伝えるというのもいいと思います。

 

山出 智也さん(2年)「地元愛を形に!尾張旭の特産品と文化を発信

 
 尾張旭市には、森林公園や紅茶のまちなど、魅力的な場所や文化がたくさんあります。ですが、まだ知られていないことも多く、もっと多くの人にその良さを知ってもらいたいと思います。私が提案するのは、紅茶を使った新しいお菓子などの商品開発です。地元の特産品を活かせば、尾張旭市ならではの魅力を形にして伝えることができます。ですが、広める方法はそれだけではありません。SNSで写真を発信したり、観光スポットを紹介する動画を作ったりするだけでなく、学校の行事をテーマにした発表をすることもできます。一人一人が「自分にできること」を少しづつ行動に移すことで、尾張旭市の魅力はもっと広がるはずです。僕も、今日からできることを考え、実行していきたいです。
  • 市長

     尾張旭の魅力を発信いただきたいという中で、情報を単に流すだけでなく、内容を工夫してほしいと思います。うん蓄を入れるのも一つと考えます。
     令和7年9月号広報誌で紅茶のまちをテーマにしたコラムを書きました。その中で、日本紅茶協会が毎年11月1日の紅茶の日に認定する、おいしい紅茶を出せるお店が昨年尾張旭市は15店舗になりました。名古屋市と大阪市は14店舗となり、現在は人口比だけでなく、実店舗数でも日本一となりました。名古屋市や大阪市のように人口が多いまちと戦って実店舗数で勝っている、これはアピールしてもよいのではないかということで書きました。ぜひ読んでいただき、発信していただけるとうれしいです。

総括及びメッセージ

市長

 皆さんから新鮮な意見、提案をいただき大変勉強になりました。できる限り皆さんの意見を市政に反映したいと思います。皆さんに覚えてほしい言葉があります。昨年4月にスタートした本市の最上位計画である総合計画にうたう、めざすまちの未来像「幸せつむぐ 笑顔あふれる 尾張旭」です。これに向かってまちづくりを進めていますので、皆さんはどういう関わり方ができるかを考えてもらえるとうれしいです。
 皆さんには、今後いろいろな人生があると思います。楽しみと不安が入り混じっていると思います。焦ることはありません。時には立ち止まって、一歩下がってもいいと思います。ただ前を見て、ゆっくりと自分のペースで進んでいただきたいと思います。失敗とか挫折というのは人生の宝です。経験すべきと思います。
 誰もが同じ時間軸の中で生きています。その中をどう生きるかを考えてほしいと思います。皆さんの強みは若さです。失敗しても何度でもやり直すことができます。
 人生論において、成功の反対は何もやらないことです。何かやらないと成功しません。何かにチャレンジすること自体が非常に重要だと思います。その中で迷ったときは誰かに相談し、最後は自己責任で判断してください。挑戦という言葉は昨日の自分を超えようとすることを言います。そのプロセス自体が人生そのものだと思います。皆さんが将来日本を、そして世界を支えていただく未来を期待しています。

教育長

 今日皆さんが話してくれた市の魅力は、すごく勉強したり、調べてくれたりしたと思います。私が思う魅力は財産です。皆さんは、市の財産を再発見、再認識してくれました。あとはその財産をどうするかです。伝えていく、広げていくことが一つ。もう一つは大切に引き継いでいくことだと思います。
 どのように広めたり、つないだりしていくかは、皆さんにかかっていると思います。皆さんが答えを出すべきだと思います。伝え方や引き継ぎ方は高校生、大学生、社会人になると違ってきます。そのときの自分たちでどうしたら良いかを考え、尾張旭の魅力を伝えていってほしいと思います。
 最後に、今日この会議に出席し、市長からいろいろな言葉をもらいました、また市長に自分の意見が言えました、これも財産だと思います。ぜひ、次に生かし、自信を持って進んでいってほしいと思います。

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