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すべての住宅で義務設置となっている住宅用火災警報器(住警器)のおかげで火災に至らなかった事例を紹介します。
令和2年9月
住人が台所にて調理中、鍋に火をかけたことを忘れて庭に出てしまい、煙が充満し台所に設置してあった住宅用火災警報器が発報し、その音に気付いた隣人が家に入ってコンロの火を消して火災に至らなかったもの。
煙が充満した段階で住宅用火災警報器が発報したため、火災に至る前に近隣住民が気付けた。
台所の壁や天井に燃え移ることなく、被害は発生しなかった。
今回の事案は住宅用火災警報器の効果が最大限に発揮されたものです。火災に至る前に異常を感知し、知らせてくれる住宅用火災警報器は人命、財産を火災から守るために必要不可欠なものです。
日ごろから点検をして、いざという時のために備えましょう。
また、設置から10年を経過した機器は速やかに交換するようにしてください。