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更新日:2020年12月17日
<救命講習の開催>
普通救命講習再中止のお知らせ 国内における新型コロナウイルス感染症の「第3波」到来が懸念される状況となったため、感染リスクについて検討した結果、救命講習会を再び中止することを決定しました。 今後は感染拡大が収束した後に再開を検討します。 なお再開時には、これまでと同様にクラスターが発生しないよう厳重な感染対策を実施する予定です。 感染防止には、参加者の皆様の協力が不可欠です。何卒、ご協力をお願いします。
※講習参加時にチェックリストの確認と名簿の提出に協力していただく必要があります。
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各種講習 |
講習時間 |
修了証などの交付 |
申込人数 |
講習内容 |
救命入門コース |
90分 |
救命入門コースの参加証 |
5~36名 (おおむね) |
1.応急手当の重要性 2.胸骨圧迫とAEDの取扱い |
約1時間 |
受講証明書 |
ご自宅 |
応急手当の重要性 | |
2時間 |
普通救命講習1の修了証 |
5~36名 (おおむね) |
1.成人の心肺蘇生法 2.大出血時の手当 |
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3時間 |
普通救命講習1の修了証 |
5~36名 (おおむね) |
1.応急手当の重要性 2.成人の心肺蘇生法 3.大出血時の手当 |
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普通救命講習2 |
4時間 |
尾張旭市では現在実施しておりません。 |
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普通救命講習3 |
3時間 |
普通救命講習3の修了証 |
5~18名 (おおむね) |
1.応急手当の重要性 2.小児・乳児・新生児の心肺蘇生法 3.大出血時の手当 |
8時間 |
上級救命講習の修了証 |
~20名
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1.応急手当の重要性 2.成人・小児・乳児・新生児の心肺蘇生法 3.大出血時の手当 4.知識の確認、実技の評価 5.傷病者管理法、外傷の手当要領、搬送法 |
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注:救命講習の数字は、正しくはローマ数字です。
<申込みについて>
■講習条件:市内在住・在勤または在学で10歳以上のかた
(定期救命講習以外は5名以上で開催可能)
■講習料金:無料
■講習場所:消防署、又は準備していただいた会場への出向可能
■講習日時:希望日にて調整可能(電話にてご確認ください)
■申込期限:前日までとします。
■その他:上級救命講習は、年1回9月に開催しています。詳しくは広報おわりあさひ8月15日号を参照してください。
■記念品:定期救命講習参加者には修了証と記念品(数に限りがあります)をお渡しします。
■申込用紙:下からダウンロードしてください。
突然意識がなくなって、呼吸ができなくなり、
心臓が止まってしまうなどの生命の危険を伴うケガや病気の場合
救急車が来るまでに何らかの処置をしないと大切な命は助かりません。
何も処置をしなければ、呼吸が止まってから約10分、
心臓が止まってから約3分で50%もの人が死亡してしまうのです。
(救急車が覚知(119番通報)から現場に到着するまでに全国平均で約8.5分(平成25年)かかります。)
1.心肺停止の予防
2.早期認識と通報
3.一次救命処置(心肺蘇生法やAED)
4.二次救命処置(医療機関での医療処置や心拍再開後の集中治療)
が、スムーズに連携される”救命の連鎖”が大切です。
その第1走者であるあなたが救命のカギを握っているのです。
1.基本的な考え方
〇胸骨圧迫のみの場合を含め心肺蘇生はエアロゾル(ウイルスなどを含む微粒子が浮遊した空気)を発生させる可能性があるため、新型コロナウイルス感染症が流行している状況においては、すべての心停止傷病者に感染の疑いがあるものとして対応する。
〇成人の心停止に対しては、人工呼吸を行わずに胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを実施する。
〇子どもの心停止に対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある場合には、人工呼吸も実施する。
※子どもの心停止は、窒息や溺水など呼吸障害を原因とすることが多く、人工呼吸の必要性が比較的高い。
2.救急蘇生法の具体的手順
新型コロナウイルス感染症の疑いがある傷病者への「一次救命処置」は、次のとおり実施する。
〇確認や観察の際に、傷病者の顔と救助者の顔があまり近づきすぎないようにする。
〇エアロゾルの飛散を防ぐため、胸骨圧迫を開始する前に、ハンカチやタオルなどがあれば傷病者の鼻と口にそれをかぶせるように変更する。マスクや衣服などでも代用できる。
〇成人に対しては、救助者が講習を受けて人工呼吸の技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある場合でも、人工呼吸は実施せずに胸骨圧迫だけを続けるように変更する。
〇子どもに対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある場合には、胸骨圧迫に人工呼吸を組み合わせる。その際、手元に人工呼吸用の感染防護具があれば使用する。感染の危険などを考えて人工呼吸を行うことにためらいがある場合には、胸骨圧迫だけを続ける。
〇救急隊の到着後に、傷病者を救急隊員に引き継いだあとは、速やかに石鹸と流水で手と顔を十分に洗う。傷病者の鼻と口にかぶせたハンカチやタオルなどは、直接触れないようにして廃棄するのが望ましい。
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1.反応を確認する「大丈夫ですか?」などと呼びかけながら |
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2.助けを呼ぶ「あなたは119番に通報してください。」 周囲に人がなければ自分で119番通報を行ってください。 |
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3.呼吸の確認10秒以内で胸や腹部の上がり下がりを見て |
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4.胸骨圧迫(心臓マッサージ)胸の真ん中を重ねた両手で(肘を伸ばし、真上から)圧迫の深さが約5cm沈む程度とし、6cmを超えないように圧迫します。 |
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5.気道の確保額に手を当て |
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6.人工呼吸気道確保をしたまま、額に当てた手で鼻をつまみます。 |
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7.AEDによる早期除細動(電気ショック)AEDが到着したらすぐに電源を入れ、AEDの指示に従います。 |
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