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本市の家庭から出る燃えるごみのうち、最も多いのは生ごみです。生ごみは、燃えるごみ全体の約50%を占めており、約80%が水分といわれています。
燃えるごみを減量するためには、生ごみに含まれる水分を減らすことが重要です。
水分が多い生ごみの焼却には、多くのエネルギーを必要とするため、焼却施設に大きな負担が生じるとともに、ごみ処理費用も増加します。
市では、生ごみの減量につながる「生ごみ処理機」の購入費用の一部を助成しています。
日本では、まだ食べられるにもかかわらず、捨てられてしまう「食品ロス」が年間約472万トン発生しています。(令和4年度)
食材は買い過ぎず使い切るようにする、定期的に冷蔵庫を確認するなど、まだ食べられる食品を廃棄しないよう、ご家庭で食品ロスの削減に取り組んでください。
食品ロスの削減は、SDGsのターゲットの1つになっています。市では、令和6年2月に「食品ロス削減推進計画」を策定し、食品ロス量の目標値を定めています。
「3キリ運動」とは、以下の3つの運動のことをいいます。
生ごみの水切り | 食材の使いキリ | 食事の食べキリ |
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【参考】 においも減る!生ごみが水切りできる紙製ごみ箱[PDFファイル/287KB] (広告チラシや新聞などで作成ください)
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「3010運動」とは、飲食店等での会食や宴会時に、「食べきりタイム」を設け、食べ残しを減らす運動です。
会食や宴会時にテーブルに立ててご利用ください。※環境省作成
「フードドライブ」とは、ご家庭で眠っている食品などを寄付し、支援を必要としているかたに提供する事業です。食事に不自由しているかたを支援するとともに、食品ロスの削減にも貢献します。
本市でも、リサイクルひろばクルクルで年に2回、寄付の受付をしています。詳しくは、日程が決まり次第、広報等でお知らせします。
「てまえどり」とは、購入した商品をすぐに使う場合や、食べる場合に、売り場の手前にある、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶことを言います。
てまえどりをすることで、販売期限が過ぎて廃棄される商品を減らすなど、食品ロスの削減につながります。
小売店舗で消費者に「てまえどり」を呼びかけます<外部リンク> ※環境省報道発表資料
市では、生ごみを減量し自家処理を促進するため、日本国内の販売店で購入した新規の生ごみ処理機などの機器及び容器の購入費の一部を補助しています。
補助制度を利用し、生ごみの減量にご協力ください。
補助の対象となる生ごみ処理機などの機器及び容器は、次の3種類です。
1.生ごみ処理機 | 2.生ごみ堆肥化容器 | 3.生ごみ発酵用密閉容器 |
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【補助額】購入価格の2分の1 (8,000円を上限) |
【補助額】購入価格の2分の1 (3,000円を上限) |
【補助額】購入価格の2分の1 (1,000円を上限) |
次の提出書類に必要事項を記入のうえ、環境課へ提出してください。
申請書・請求書のダウンロードや、詳しい概要については、「生ごみ処理機購入補助金の申請」のページをご覧ください。