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尾張旭市では平成16年度に「尾張旭市人材育成基本方針」を策定しました。これは職員一人ひとりの意欲の向上を図り、その能力、可能性を引き出し、組織として総合力を高めることを目的に、本市の人材戦略としてまとめたものです。その中では「かわる・いどむ・のびる」をキーワードに、「めざすべき職員像」を設定しています。
具体的には、「気づき、考え、行動できる職員」を求めています。
主体的に資質向上に取り組む職員<自己実現志向>
自己革新や自らの資質の向上に努め、創造的な発想によって主体的に職務に取り組むことができる職員であること。
新たな課題へのチャレンジ精神と行動力を持った職員<挑戦改革志向>
全体の奉仕者としての使命感と情熱を持って職務を遂行することができること。そして、前例踏襲、指示待ちの姿勢ではなく、失敗を恐れず、広い視野で、常に問題意識を持ちながら積極的な政策立案などを行うことができる職員であること。
市民の立場に立って考え、創造できる職員<市民志向>
市民との対話や交流を通じて、市民の日常生活の身近な問題を市民の立場になって感じると同時に、その視線で物事を考え、コンセンサスを得ながら仕事を進めることができる職員であること。
高い専門性とスピード意識を持つ職員<プロ志向>
市民ニーズの多様化や社会情勢の変化に対応するため、各行政分野において必要な専門能力を有する職員であると同時に、「時間はコストである」との認識のもと、迅速かつ柔軟に業務遂行ができる職員であること。
コスト意識を持ち、効果的に職務を遂行できる職員<経営志向>
厳しい財政状況に対応するため、市も一つの経営体であるという認識を持つと同時に、コスト意識を持って効果的に職務遂行できる職員であること。
この「めざすべき職員像」は新規採用職員として尾張旭市が求める人材像でもあります。この五つの志向への資質、可能性、そして何よりもやる気を持った人材を尾張旭市は求めています。