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令和6年度の特定健康診査は終了しました。
特定健康診査の結果、生活習慣の改善が必要と判定されたかたは特定保健指導を受けてください。
現在、急速な高齢化に伴い、生活習慣病にかかる医療費が国民医療費の約3分の1を占め、死亡原因の約6割を生活習慣病が占めています。生活習慣病の中でも、特に心疾患や脳血管疾患などの危険因子である、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの発症前の段階であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われるかたとその予備群と考えられるかたは、男女ともに40歳以上で高くなっています。
特定健康診査・特定保健指導は、メタボリックシンドロームに着目したもので、その原因となっている生活習慣を改善し、生活習慣病になるかたを少なくすることが目的です。
尾張旭市国民健康保険に加入している40歳~74歳のかた
無料
健診期間中に社会保険など他の健康保険に加入された場合は、「受診券」が使用できません。特定健康診査は、医療保険者(健康保険証を発行している機関)によって実施しておりますので、ご加入の医療保険者にお問い合わせください。
特定健康診査の結果、生活習慣の改善が必要と判定されたかた
健診結果での選定 | 対象及び支援区分 | |||
---|---|---|---|---|
腹囲 | 追加リスク | 40~64歳 | 65~74歳 | |
1血糖2脂質3血圧 | 4喫煙歴 | |||
≧85cm(男性) ≧90cm(女性) |
2つ以上該当 | - | 積極的支援 | 動機付け支援 |
1つ該当 | あり | |||
なし | 動機付け支援 | |||
上記以外で BMI≧25 |
3つ該当 | - | 積極的支援 | 動機付け支援 |
2つ該当 | あり | |||
なし | 動機付け支援 | |||
1つ該当 | - |
「情報提供」:健診結果説明時に生活習慣やその改善に関する情報を提供します。
「動機付け支援」:特定健康診査の受診医療機関で実施します。
原則、面接を1度行い、自ら生活習慣の改善を自覚して目標を設定する保健指導を行います。また、3か月後に実績評価を行います。
「積極的支援」:健康課の教室へ参加または、保険医療課での個別保健指導へ参加します。
対象者に対し、市から教室または個別保健指導の案内が送付されますので、事前に申込んでご参加ください。
原則、3か月以上継続的に保健指導を行い、支援終了時に実績評価を行います。
無料(ただし、積極的支援教室の栄養調理実習にかかる実費を除く。)
オンライン資格確認等システムは、国が医療保険制度の効率的な運営を図るために推進しているものです。このシステムの機能のひとつとして、保険者間で特定健診の情報を引継ぐことができるようになりました。オンライン資格確認等システムを用いて特定健診情報を引き継ぐ場合に限り、加入者本人の同意を得ることは不要とされています。
オンライン資格確認等システムを活用した特定健診情報の保険者間の引継ぎが開始され、尾張旭市国民健康保険に加入する前に受けた特定健診結果を用いて、継続して保健指導等を実施することができるようになりました。引継ぎの対象となるデータは、令和2年度以降に実施された過去5年分の健診情報です。
保険者間の特定健診情報の引継ぎを希望しない場合は、下記の不同意申請書をご記入のうえ、尾張旭市保険医療課国保庶務係まで郵送してください。
【申請書送付先】〒488-8666尾張旭市東大道町原田2600番地1
尾張旭市役所保険医療課国保庶務係
マイナンバーカードの健康保険証利用の申し込みをすると、令和2年度以降の特定健診結果をマイナポータルで閲覧できるようになります。
詳しくはマイナンバーカードの健康保険証利用が始まりました。(保険医療課ページ)をご確認ください。
尾張旭市国民健康保険に加入しているかた(国保被保険者)に対して実施する、特定健康診査・特定保健指導の実施方法や目標値などの基本的な事項について、尾張旭市国民健康保険運営協議会の意見などを踏まえながら「第3期保健事業実施計画(データヘルス計画)」と「第4期特定健康診査等実施計画」を策定しました。